【これを感じたら危険!】税理士に不満を抱く9つの理由を解説!
税理士の不満がたくさんある!
料金も下がらなくて高いし!何より担当者もコロコロ変わる。
税理士に不満を抱えている社長って多いのかな。みんなが抱えている税理士への不満を教えて!
今回はこちらのテーマでお話ししていきます。
税理士に不満を抱えている方は多くいますが、その内容はさまざまです。
・料金
・サービス
・担当者のスキル不足
・基本的なビジネスマナーなど
期待値が大きいほど、色々な面で税理士への不満は露出します。
うちの税理士は大丈夫?
他にもっといい税理士がいたら変更してもいいかも
このように感じる方は多くいます。
今回は税理士の不満にフォーカスして、税理士に不満を抱いてしまう9つの理由を説明していきます。
税理士に不満を抱く9つの理由とは?
ぜひ今税理士に対して不満を持ってる社長さまは、気になるところから読んでみてください。
【税理士の不満1】税理士の支払いが高い!
税理士の不満の中で一番多い相談です。
平成14年に税理士の料金が自由化になり、税理士の価格競争が激化しました。
20年以上同じ税理士と契約して、料金が変わらない会社さまは、昔に決められた料金設定のままのところも多く、場合によっては半分以上も料金を高く支払っているケースもあります。
「税理士の支払いが高い」と感じている社長さまは、料金設定のどの部分の料金が高いと感じているか、確認する必要があります。
税理士の料金設定を4つに分けてみていきたいと思います。
月々の顧問料が高い!
月の顧問料は以下によって決まります。
●どのような業種か?
●年商はどれくらいか?
●記帳代行のありなし
●経理処理のボリューム(仕訳数が多いか少ないか)
●何ヶ月に一回訪問をするのか?
●試算表を提出するのは何ヶ月に1回か?
●税理士所長の対応かスタッフの対応か?
●顧問を引き受けるリスクはどれくらいあるか?
これらを総合的に判断する必要があります。
同じような年商規模でも業種によって料金が違います。中身のサービスが違ければ、顧問料も変わってくるのです。
当然ですが、税理士の手間が少なくさせれば、料金を減らすことができます。
自分たちの月々の顧問料が適正なのか、分からない方もいますので、ぜひお問い合わせください。
決算料金が高い!
顧問料だけでなく、決算料も確認する必要があります。
決算料は月の顧問料の4〜6ヶ月分が相場です。
例えば月3万支払っている会社様は、12万〜18万となります。
これ以上高く支払っていたら、決算料が高いという事です。
しかし注意しなければならない点があります。
税理士事務所によっては月の顧問料が安すぎるあまり、決算料を高く設定して帳尻を合わせているケースがあるからです。
例えば【年商規模に対して月1万円に設定しており、さすがに安すぎるので決算料を、15万ほど取っている】などです。
月々ほとんどやることがなく、年に1回の取引契約ですと、このような料金設定になるので、やはり年額で高いや適正か、知る必要があります。
税務調査料金が高い!
あらかじめ税務調査の立会費用は、契約書で決められます。
しかし中には、税務調査の立会い費用があいまいで、いざ調査があった時、請求された金額にびっくりしてしまう社長様も少なくありません。
税務調査の立会い費用は日当3万〜7万ほどです。
調査対応を何人でするか?にもよります。所長以外に担当者が同席することもありますが、基本的には1日10万以上請求されることは稀(まれ)です。
様々な料金を取られる!
税理士の料金は基本的に「毎月の顧問料」と「決算申告料」「年末調整料」の3点セットが基本です。
しかし事務所によっては、以下のような料金を取るところもあります。
●消費税申告作成料
●源泉税の納付書作成料
●法定調書、償却資産税の申告料
本来、決算申告料や年末調整料に含めていい料金を、別に取っているところもあります。
そのため、料金の総額自体が割高になることがあるのです。
また、よく分からない名目の料金を請求していることもあります。
書類保管料、システム管理料など、説明がつかない名目を請求している税理士事務所もありますので、要注意が必要です。
今一度、変な項目の料金を取られていないか、請求書を確認してみてください。
【税理士の不満2】態度が横柄で上から目線
態度が横柄な人がいます。年配の税理士さんに多い傾向です。
はじめての社長にもそのような態度を取る方もいるのでびっくりです。
さすがに理解に苦しみますが、まだまだそのような税理士さんがいることも事実です。
税理士さんも妙にへりくだる必要はないと思いますが、きちんと社長と対等の立場を意識して、社長に対してリスペクトしている税理士はいいですね。
税理士の生き方というかマインドが出ると思いますので、横柄な税理士やサービス業を意識していない税理士にストレスを抱えている社長は、早めの変更をおすすめします。
【税理士の不満3】連絡がない(連絡がとにかく遅い)
商売をやっていれば、レスポンスはすぐに行うのが普通です。
しかし税理士によっては、連絡を全く返さない人もいます。
それはこのような理由が考えられます。
- 業務が回っていない
- スタッフに任せきりにしている
- 性格がルーズ。約束を守らない
最後は論外ですが、少なからず、所員さんに任せているとはいえ、大事な相談や税務調査の対策、スタッフでは対応がむずかしいアドバイスなど、ここぞ!という場面では所長に対応してほしいものです。
そもそもあまり面倒な事を言われることが嫌いで、あえて連絡を絶っている方もいるので、このような税理士はパートナーとしておすすめしません。
【税理士の不満4】訪問がない
訪問がないというのはスタート段階での取り決めによって変わることもあると思います。
定期訪問を希望する社長さまは事前に「何ヶ月に一回、定期的に訪問してほしい」という旨をお伝えいただくのがベストです。
年配の社長は、「ちゃんと顔を合わせないと話ができない」という方もいます。
ただ若い社長は「チャットワーク、メールでやりとりするので訪問なしでも、問題ないという方もいますので、訪問の有無は人それぞれです。
税理士と社長の考えにギャップが生じないように、初回での話し合いは重要です。
【税理士の不満5】ミスが多い、仕事が遅い
●計算ミスが原因で税金を多く納めることになってしまった。
●本来取れるべきメリットのある対策を取れなかった。
●決算間際になっても、今期の税金の額が出てこない。
●頼んだことが何ヶ月もかかっているなどなど。
その税理士と付き合っていることでストレスを感じ、会社にデメリットしか与えてこない税理士もいます。それでは頼んでいる意味がありません。
【税理士の不満6】専門的なアドバイスがない
例えば、業界の相談や、顧問先特有の会計処理を知らずに、アドバイスができないというのがあります。
税理士事務所によっては税理士本人が対応せず、スタッフが担当することもあります。
スタッフによっては経験が足りず、アドバイスがない人もいますので、不満が出てくる事が多くあります。
【税理士の不満7】頼りにならない
例えば税務調査のとき、調査官の言いなりで会社の味方になってくれなかった。
会社が資金繰りで危ないとき、最善の方法を考えてくれず、助けてくれなかったなど。
突発的な問題が起こった時に、「税理士として頼りにならなかった」という話はよく聞きます。
特に税務調査では税理士の力量が試さられます。
交渉がうまく行かず、いたずらに調査を長引かせてしまう。ポイントを知らず、本来払わなくてもいい税金を多く支払ってしまうなど、調査スキルによっては不利益になることも多いので、注意が必要です。
【税理士の不満8】ITに詳しくない
年配の税理士に多いと思います。
「ITに詳しくない」とは例えばITツールが使えない、メールが使えないということです。
やりとりがいまだにFAXという方もいます。
年配で年が近い社長さまにとっては、「そこまでツールを求めず、昔ながらのやり方がいい」という方もいますが、パソコンが使えず、決算書がいまだに「手書き」という税理士もいるので注意が必要です。
【税理士の不満9】言っていることがよくわからない
税務は分かりづらいものです。素人にとってはより難しく感じてしまいます。
税理士の中には、専門用語を多く使って、まったく伝わらないことがあります。
よく分からないから税理士を雇って説明を求めているのに、それが分からなければ、税理士に頼んでいる意味がありません。
素人にも分かりやすく、きちんと噛み砕いてくれる税理士は重要です。
税理士に不満を持ってる方は今すぐ変更を!
税理士もいろいろな方がいます。
おそらく一般的な会社だったら、すぐに契約を解除されそうですが、まだまだ業界的には、世間に追いついてない税理士事務所も山ほどあります。
もともと閉鎖的な業界のため、追いついていない税理士はこれから淘汰(とうた)されていきますが、今現状、上記にあげた不満に該当する税理士と付き合っている会社様は今すぐ変更することをおすすめします。
また変更の仕方がわからない、税理士に対してこんな不満があるんだけど、一般的なの?
など分からないことがありましたら気軽にご相談ください。