プロフィール

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株式会社トライパートナーズ 代表取締役 山崎友也 (2014年8月創業)

税理士探しのタックスボイス運営者。現在39歳

【他の事業】

・社労士紹介サービス→社労士探しのトライ

・記帳代行サービス→記帳代行お助けマン

【過去に行っていた事業】

・貸会議室7店舗

・カメラスタジオ運営

・不動産賃貸業

・トランクルーム経営(フランチャイズにて)

事業売却経験2回

私が歩んできた道

私が起業したのは、26歳の時。

私自身は、税理士や公認会計士などの資格を持っていません。

そう正直にお伝えすると、よく驚かれます。

どうしてこの事業を始めたの?

どうやって人脈づくりをしてきたの?

こう聞かれることも多くあります。

確かに事情を知らない方には、不思議なのかもしれません。

私自身、どういう人生を歩んできたか、この事業をスタートするに至ったこと、

少しお話しさせてください。

悩み迷いながら走り出した若手時代

大学は都内有数のマンモス校に入学。

特に明確な目標や目的もなく入ったので、何がやりたいかわからない、ただ悶々と考える学生生活を過ごしました。

興味の持てない授業を淡々とこなして、友達と喫茶店で話して時間が終わる。ただただ退屈な毎日を送り、なにか無駄なことをしているような気もして、どこか焦燥感を抱えていました。

目標のない大学生の日常から逃げ出すように、とにかくバイトに明け暮れて気を紛らわす、だからと言って卒業後の人生設計は、全く見えてこない。

はっきり「これがしたい!」と人生を賭けられる目的を探していた私は、楽しいよりも、どこか真っ暗なトンネルのなかにいて、もがいてもがいて出口を手探りで探している。学生時代の前半は、そんな状態を続けていました。

夢ではなく明確な目標「起業」

そんな毎日の中、私が唯一興味を抱いたのが「起業」。

起業は自分で収入をコントロールすることができる。

良くも悪くも他人のせいにできない完全実力主義。

そんなわかりやすい形態に魅力を感じていました。

けれど当時の私は大学生。

何から手をつければいいかわかりません。

とりあえずまだ程遠かったビジネスの世界に触れるため、若手起業家の体験談、マーケティング、広告、自己啓発本など、いわゆる「ビジネス書」と呼ばれる本を、とにかく手当たり次第読み漁っていきました。

不思議とそういった本から得た知識は、自分の中に蓄積され、読んだ本は気づけば数百冊にもなっていました。

「雇われるのではなく自分で起業したい」そう意欲はあるものの、相変わらず明確なビジネスモデルは全く浮かばずにいました。

残り少ない学生生活、何をどうしたら「起業」という目標に向けて前に進めるのかがわからないまま、再び悶々とした日々に陥ってしまったのです。

現場に飛び込みビジネスを体感

「自分ひとりで考えても、良いアイディアは浮かばないのではないか」

「ヒントを与えてくれる誰かに出逢えたら動き出せるのではないか」

そう思い立った私は、ネットで気になる人たちに、直接電話をかけてアポを取っては会いに行ってみました。

例えば、ブログで気になっていたマーケティング会社の社長や広告会社の社長。

熱意で押して会っていただき、起業したいという漠然とした気持ちを率直に話してみました。

今思えば、本当に無鉄砲極まりないですが懐の深い社長たちは、一介の大学生の話をとても親身になって聞いてくれました。あの頃会ってくださった方々には、今でも感謝の気持ちでいっぱいです。

損得ではなく純粋に会いたい、学び取りたいという私の気持ちを気に入ってくれたのか、業務に支障ない範囲で、プロジェクトやミーティングに参加させてくれる社長もいました。

「フツーの大学生」ではできるはずの無い経験をさせてもらい、生のビジネス世界を体感させてもらえるという、本当に貴重な経験を積むことができたのを覚えています。

とにかく刺激的な毎日で、自分よりもぐんと大人の方々と付き合う時間が、何よりとにかく楽しくて仕方なく、充実した日々になっていきました。

社会に出る 最初の選択

学生時代の友人たちは、名の知れた大企業や堅いと言われる地方銀行などを視野に入れて就職活動に励んでいました。

しかし、起業を考えていた自分は、就職するならベンチャー企業一択。大企業のマニュアルに沿った仕事ではなく、自分で考えて仕事をさせてもらえるような環境に、身を投じたいという考えでした。

広告に興味があったこと、実力主義で自分を試したかったこと、サイバーエージェント藤田社長の「渋谷ではたらく社長の告白」を読んだ影響もあって、就職先は広告代理店の営業マンに決めました。

新米社会人の洗礼

その会社での私の仕事の内容は、旅館やホテル、学校、飲食店などの事業者を相手に、「うちのフリーペーパーに広告を載せませんか?」と営業していく、いわゆるテレアポ営業でした。

入社当日、早速上司から渡されたのが、枕になろうかという分厚いタウンページ。

「それじゃ、あ行から順番に リストの下へ下へと順々に電話をかけていって」と、あっさり下された指示。

まるで砂漠に井戸を掘るような、ゴールの見えないとても厳しい仕事でしたが、ためらっている場合ではないと考え、メモを片手にすぐさま電話を掛け始めていきました。

「こんにちは。私〇〇という出版社の山崎と申します。ぜひ御社を取材させていただきたくご連絡しました」

「ありがとうございます。ちなみに取材は無料ですか?」

「いえ、掲載期間によって一定額の料金がかかりますが、ぜひPRさせていただきたく…」

ガチャプープー

こんなやりとりは、当たり前。

肩で左耳に受話器を押し当てて、タウンページとメモとで右手は忙しく、1日300本余りの電話営業をこなしていきました。

営業のイロハは自分で掴む

少しでも興味があると感じたら、すぐさま会話内容をアプローチに切り替えていくスピード感も重要な業務でした。

上司の営業スタイルを観察して、見よう見まねでコツをつかみ、電話だけでお客さまの心を掴むコミュニケーション能力も身についてきたように感じてはいました。

しかし、業界ではまだまだ新人。

もちろんキツイ言葉をもらったり、ガチャ切りも数え切れないくらいありました。

それにひるむこと無く、心が折れたらそこで終わりだと考え、ひたむきに電話を掛け続けていき、結果、部署内でNo.1の売り上げを達成。

朝9時から夜11時まで、まさに朝から晩までただただ仕事に没頭する日々。

それくらい仕事にのめり込んでいました。家なんて寝るだけの場所でしかなく趣味は仕事の、モーレツ仕事人間っぷりだったのです。

広告代理店の仕事は、本当に良い経験を積ませていただきました。

やりがいも、もちろんあったし、数年で目に見える成果も挙げてきました。

しかし、ずっと頭の片隅にある「起業」への想いは、どんなに忙しくとも消えることはありませんでした。

独立しよう、じゃあ何を売る?

堂々巡りして、良いアイディアはなかなか浮かばずにいました。

そんな中、起業するにしても、もう少しいろいろな業界の経験を積む必要があると思い、転職を意識しました。

ふと求人情報を目にして気になった、税理士事務所の営業代行をしているIT会社に惹かれ、そこへ転職することに決めました。

新しい世界 新しい出逢い

私が担当する部署は、税理士さんを必要としているお客さまと、税理士さんをマッチングさせるコーディネーターの仕事。

実は、これが今まさに自分の会社で行っている事業の前身です。

業務で知り合った税理士さんたちとは、不思議と馬があいました。

自分は、税務に関する知識が豊富とは言えないし、経験も浅かったけど、会話はとても有意義で楽しく、だんだん業界に人脈が増えていきました。

お客さんと税理士のご縁を繋ぐ仕事はとても面白く、ニーズがあるという確信に近い感覚を覚え、2011年起業するに至ります。

それが、26歳のことです。

ご縁を大切に走り続ける日々

起業当初は、上野駅にある小さなレンタルオフィスを借りて、500円貯金で貯めていた15万円を元手に事業をスタートさせました。

独立した時は、業務上必要最低限なものをと考え、固定電話とFAXだけ置いて、あとはとにかく経費削減。

お客さんを見つけるために、電話営業や、1軒1軒ポスティングをしたり、自らDMを送るなど、営業活動に集中しました。

少しずつ興味を持っていただけるお客様に出会うことができ、確実に成果を出していきました。信頼を得て紹介を受けることも増え、着々と業績を伸ばしていきました。

税理士を必要としているけれど、どうすることもできなかったお客様へは、いい税理士を紹介されたと感謝していただき、税理士からは資格と知識を活かして顧問先が増えていくことで感謝される。

双方にとって良い縁結びができていることが実感できて、私の仕事への意欲はさらに高まりました。

個人事業主から3年後の2014年には法人化し、株式会社トライパートナーズを設立。

開業当初から提供している税理士紹介サービスだけでなく、記帳代行サービスや社労士紹介サービス、更には貸会議室を7店舗、トランクルーム事業、そしてカメラスタジオ運営と着実にビジネスを多角化させてゆき、2度の事業売却も経験しました。

2024年現在、気づけば13年以上に渡って税理士紹介業をメインに事業を継続することができました。

こうして経営を続けられるのは、これまで私に出逢ってくださった方々、経験を積ませてくださった企業さま、信頼して提携いただける税理士の皆さま、そして多くの企業から弊社を見つけてご利用くださるお客さまのおかげです。

これからも、お客さまのニーズを読み取り、ご満足いただけるようなサービスを提供し続けられるよう努めてまいります。

引き続きよろしくお願い致します。

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