【ひとり社長はメリットだらけ?】最強のビジネスモデルと言える4つの理由
最近増えているひとり社長。
ひと昔前までは【人を多く雇用して、組織全体で、売り上げを伸ばし、会社を大きくする】
こんな経営スタイルが多かったですが、
今は【個人のスキルをベースに、外注を使いながら新規事業を増やし、会社を大きくする】
逆に売り上げを小さくしてもいい。と思っているひとり社長もいます。
それはライフスタイルの変化が影響しているような気がします。
自分がやりたい仕事をしたい
プライベートも充実させたい
ストレスフリーな仕事がしたい など。
仕事に対する考え方も昔と変わっています。
ひとり社長の仕事はさまざまです。
アフィリエイター、ブロガー、webフリーランスやコンサルタント、Youtuber、物販、一人親方。
店舗経営でいえば、
受付から施術まで全て行う整体院、接骨院。
人出が必要ないように夜だけ営業している間借りの飲食店。
なるべく最小限に絞って、
自分が受けられる範囲で、お客さんの対応ができるのも
ひとり社長の魅力です。
この記事を書いている私もひとり社長です。
数名の外注さんとお付き合いしながら、出来ないところを補ってもらう。
そんな経営スタイルを貫いています。
今回は、ひとり社長のメリットについてお話ししていきます。
これから、ひとり社長として、起業したい!
ひとり社長だけど、メリットをおさらいしておきたいという人は、ぜひご参考ください。
ひとり社長の4つのメリット
それではひとり社長の4つのメリットをお話ししていきます。
ポイントをさきにあげておきます。
①固定費がほとんどかからない
②マネジメントに力を入れなくていい
③新規事業を立ち上げやすい
④ストレスフリー
それでは一つずつ見ていきましょう。
①固定費がほとんどかからない
まずは固定費(特に人件費)がかからないことが一番ですね。
当たり前ですが、
人を雇用すれば、人件費がかかります。
オフィスを構えれば、相応の賃貸料がかかります。
携帯を持たせれば、社員全員の通信費もかかります。
人件費と言っても、給料だけではありません。
人を雇用した際は給料以外にも、社会保険料、厚生年金など、法人にすれば確実に支払わなければならないソーシャルコストがかかります。
人手不足が続いている今は、人が獲りづらい世の中です。
売り手市場であるため、高額な給料を払わなければ、優秀な人が集まりづらい。
固定費ありきの中で、売り上げを確保しなければ、利益を捻出できません。
月30万としても、年間360万の費用がかかります。それが2人、3人増えれば。。
ひとり社長のメリットとしては、豪華なオフィスもいらないですし、
人件費もかからないのが一番のメリット。
自宅を事務所にすれば、毎月の固定費はほとんどなく、かかっても広告宣伝費や外注費などの変動費です。
その点、損益分岐点を超える難易度が低く、「気分的にラク」な事業を運営できます。
②マネジメントに力を入れなくていい
人を雇用しないひとり社長は、マネジメントに力を入れなくてすみます。
一般的な組織のトップは、働いてくれる人に「いかに快適に仕事をしてもらえるか?」を考えます。
従業員ひとりひとりのパフォーマンスをあげなければ、売り上げを伸ばせないからです。
しかし「人の問題」は常につきまといます。
なかなか定着しない
重要な人材がやめてしまった
サボりぐせのある人がいて、動かない
自分では、コントロールできない問題に頭を抱えます。
長年働いてくれる人材には、給料をアップしたり、ボーナスをあげる必要もでてくるでしょう。
反対に辞めさせたい社員がいるけど、生活があるので、無理にクビにさせたら不当解雇になる。
従業員が多くなればなるほど、それに比例して問題が多く出てきます。
しかしひとり社長は、自分を管理すればいい。
自分が効率的に動くにはどうするか?
自分がパフォーマンスを上げるには、何をモチベーションにするか?
売り上げをアップさせるには、自分がどのような仕事をすればいいか?
そのぶん「自己管理能力の高さ」が求められますが、
常に軸を自分に置くことができ、自己管理が整っていれば、他人のマネジメントに時間をと取られることなく、自分の仕事に集中することができます。
③新規事業を立ち上げやすい
ひとり社長は新規事業に、すぐに種をまけるフットワークの軽さもあります。
やってみたい事業にトライする
ダメならすぐに撤退する
事業を切り離して、売却させて売却益を狙う
これが組織で動いていればどうでしょう。
もちろん反対意見も出てきますし、雇用する人数が増えれば、独断では決められない事もあります。
関わる人数が増えれば、増えるほど、自分だけの問題ではなくなるからです。
ネガティブな意見が先行すれば、守りに入ってしまう事もあり、事業を立ち上げるスピードは、ひとり社長よりも当然鈍ってきます。
ひとり社長の決定権は自分にあります。
リスクを自分だけで追うことができるので、他人の目を気にせず、トライすることができます。
④ストレスフリー
ひとり社長は気持ちの面で楽というのがあります。
気の合った取引先と付き合えることができますし、
固定費がほとんどかからないので、プレッシャーを感じずにすみます。
また、従業員の目を気にして、旅行に出かけられないということもありません。
時間は自分のために使うことができます。
マインドの面ではストレスフリーが一番のメリットかもしれません。
ひとり社長は人に依存しない仕組み作りを考えなければならない
ここまで4つのメリットをお伝えしました。
ひとり社長は固定費がほとんどかからず、気持ちの面でラクなことがわかりました。
しかしひとり社長を実現するために大切なことがあります。
それは、
人を雇用しなくてもいいビジネスモデルと、外注で回る仕組み作りをしなければならない。
ということです。
あらかじめ、自分ひとりで対応できるだけの仕事量を守るならば、必要ありません。
しかし、売り上げを大きくするならば、自分の体を入れなくても、事業がうまく回す必要があります。
従業員を管理しなくても、成果を出す外注を集め、管理する必要が出てきます。
もちろん自分がいなくて、回るチームを作ることが理想ですが、仕組み作りに注力する。
この選択と仕組み作りを間違えれば、かえって手間が増えて、自分で行う仕事を増やすことになってしまいます。
経理周りは、顧問税理士に頼むことがマスト
外注で言えば、経理周りを代行してもらうことも同じです。
経理は税理士に任せることをオススメでします。
特に、ひとり社長にとって、記帳作業はできれば、丸投げしたいものです。
顧問税理士をつければ、毎月料金はかかりますが、年商規模によっては、月15,000円ほどで記帳代行をしてくれる場合も多くあります。
これは必要経費です。
逆にこの外注費用をケチってしまい、お金を生まない経理作業をしているひとり社長が多くいます。
任せられるところは、外注に任せて、事業に集中したほうが、売り上げがあげることができることは明白です。
ひとり社長にとって、記帳代行を請け負ってくれる税理士の存在は必須です。
しかし税理士は誰でもいいわけではありません。
信頼できる税理士だからこそ、安心して任せることができます。
タックスボイスでは、ひとり社長でも付き合いやすい顧問料と
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