【税理士との契約】コスパ良く依頼するためのコツを教えます

 

 


コスパがいい税理士と付き合いたい!
どうやったらそういう税理士と出会えるの?

 

今回はこちらの疑問にお答えします。

一般的にコスパとはコストパフォーマンスの略。

支払った費用とそこから得られた効果が高いか低いか比較したものです。

新しく税理士と契約する上でもコスパは大事です。

 

税理士でいえば、支払う顧問料以上に高いサービスパフォーマンスを得られた際、「コスパが高い」といえますが、どうしたらそのような依頼ができるのでしょうか。

 

結論から言いますと、コスパが高い税理士と付き合うためには税理士コストを下げる方法と税理士のパフォーマンスを上げる方法の2つを実現する必要があります。

 

一見矛盾していますが、どういうことでしょうか?

それでは詳しく見ていきましょう。

 

 

目次

【税理士のコスパ】税理士コストを下げる4つの方法

1 試算表の提出頻度を減らす
2 訪問回数を減らす
3 レスポンスを早くする
4 自分で記帳入力をする

それぞれみていきましょう。

 

1試算表の提出頻度を減らす

 

顧問契約をする際、事業の損益を把握するために、税理士側から試算表を出してもらいます。

 

試算表とはいわばどれだけ事業が成長したか、縮小したかを示す指標。

損益計算書貸借対照表などがそれにあたります。

税理士が試算表を出す頻度が、税理士コストに影響するのは、なぜでしょうか?

 

それは税理士側が1年のうち会計を締めて中身をチェックする回数が多いと手間が増えるからです。

つまり毎月1回試算表を出している会社より3ヶ月に1回試算表を出している会社の方が税理士コストは安くなります。

 

また3ヶ月に1回より年1回のほうが安くなります。

 

つまり税理士のコストを減らしたいのならば、なるべく試算表の提出頻度を減らした方がいいという事です。

 

ただ試算表の提出を少なくすると、損益が定期的に把握できず、次の一手が打ちにくくなるというデメリットがありますので注意が必要です。

 

2訪問回数を減らす

 

訪問とは税理士が会社に伺いコミュケーションを取る事です。

毎回交通費や時間をかけていくので、そのぶん税理士コストは上がります。

税理士によっては必ず訪問してコミュニケーションをとりたい方もいますので、そのぶん顧問料に跳ね返ってきます。

 

ただ密に顔を合わせて打ち合わせができるので、その点では信頼感が湧きやすく、雑談から生まれる悩みも解決しやすいです。

zoomとかビデオ面談で済むんじゃないの?

そう考える方もいますがおっしゃる通りです。

 

ビデオ面談は税理士の手間が省けるので、コストを抑えられます。

 

もちろんコストが安くなるのもそうですが、もうひとつメリットがあります。

それは全国の税理士を相手にできることです。

遠くでも対応できるので距離を超えた別の視点でのお付き合いができることになります。

 

・特殊な会計処理が必要で近くに対応できる税理士がいない

・自分の業種に強い税理士を探したい

・IT関係に強い税理士に頼みたい

 

自分の地域に上記のような税理士がいない場合、さまざまなニーズにも応えられます。

オンラインに慣れている税理士であれば、やりとりもスムーズなので遜色のない付き合いが出来ます。

 

3レスポンスを早くする

 

あなたがクライアントと仕事をするとき、返事が遅い人をどう思いますか?

3日経っても連絡がこない相手には、仕事のやりづらさを感じるはずです。

税理士もレスポンスがいいお客さんには長くお付き合いしたいと思っています。

時間コストをかける必要がないので、費用面でも融通が効く可能性があります。

 

4自分で記帳入力をする

 

自分で領収書や請求書の資料を整理して、会計入力をすることを自計化といいます。

 

会計入力をすれば丸投げで税理士に記帳代行をしてもらうより、当然税理士コストは抑えられます。

 

税理士の記帳代行は多くの時間がかかるからです。

それでは自計化するとどれくらい安くなるのでしょうか?

 

一般的に税理士の記帳代行料は5,000円~2万円と幅が広いです。

 

年商規模や資料のボリューム数によっても変わってきますが、その分のコストは安くなります。

ただ一つ会計入力に関して注意点があります。

それは税理士から会計の指導を受けたほうがいいということ。

 

自己流で会計入力を行ったことでデタラメな会計帳簿を作成してしまった人を何人もみてきました。

 

かえって税理士の手間を増やしてしまうので意味がなくなってしまいます。

税理士の料金を安くするには正しい会計処理が求められます。

以上4つでした。

 

まだコストを下げられる要因はありますが代表的な例を挙げました。

次に税理士のパフォーマンスを上げる方法を3つ紹介します。

 

税理士のパフォーマンスをあげる

 

1 資料の提出を早める
2 情報開示をしっかりする
3 相場以下の金額で契約しない

 

1 資料の提出を早める

 

申告間際になって税理士に資料を提出していませんか?

 

法人の決算月は会社によって違いますが、個人事業主は12月31日締めの3月15日までと申告期限が決まっています。

 

つまり個人申告が重なる時期は税理士がとても忙しいのです。

 

税理士側も早く対応しなければ申告に間に合いませんので、資料提出は早いに越した事はありません。

資料提出が早いと税金対策も早めに打つ事ができ、税金が抑えられる必要なアドバイスもできます。

 

税理士のパフォーマンスを高めるには早い資料提出が必然になります。

 

2 できる限りの情報開示をする

 

税理士のパフォーマンスを高める上で個人の情報をなるべく開示することをおすすめします。

情報が揃った上で税理士もアドバイスをしますのでしっかりとした情報開示が必要です。

 

3 相場以下の金額で契約しない

 

料金コストを下げる話をしましたが、税理士の顧問料を相場よりも安く設定しすぎると、税理士のモチベーションが下がりパフォーマンスも上がらなくなってしまいます。

 

税理士の相場ってどれくらい?

 

相場がわからない人も多いですが、税理士の料金は「一般的にこの料金」というのがありません。

 

つまりその事務所ごとに設定する金額は変わります。

 

ただ年商や会計ボリューム、業種などで、ある程度の料金相場はありますので、
ご興味がある方は下のバナーよりお問い合わせください。

 

 

 

【コスパの高い税理士への依頼】前提としていい税理士を選ぶ

 

今回税理士コストの下げ方とパフォーマンスを上げる方法をお話ししました。

当然ですがコスパの高い税理士と付き合うには、前提としていい税理士を選ばなければ、成り立ちません。

いい税理士もいれば、当然悪い税理士もいるからです。

 

具体的にいい税理士と悪い税理士の特徴は下の参考記事に詳しく書いていますので、読んでみてください。

 

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【まとめ】コスパの高い税理士と付き合うには税理士を選ぶ方法も大事

 

今回はコスパの高い税理士についてお話ししました。

事業をしていれば、税理士の手を借りることは必要になります。

長い付き合いを通してしっかり関係性を作り上げますので、いい税理士に当たることは重要なことです。

 

当然税理士選ぶ方法によっても変わってきます。

 

自分でネット検索をして相性の合う税理士を探す方も多いですが、膨大な税理士数の中からお目当のかたを探し当てるのは至難のわざ。

 

それこそコスパが悪い探し方になってしまいます。

 

スタート段階から相性の悪い税理士と付き合ってしまうと、コミュニケーションコストが高くつきますし、何よりストレスになり本業に差し支えが出てきます。

 

手前味噌になりますが、税理士紹介サービスを通して、自分にあった税理士を選ぶことをおすすめします。

 

様々な知識を持ったコーディネーターが税理士を紹介する前に、状況をヒアリングをしますので、ミスマッチも防ぐことができるからです。

 

ぜひ税理士選びにお困りの方がいましたらタックスボイスへお問い合わせください。

 

税理士の紹介はこちら!

 

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この記事を書いた人

株式会社トライパートナーズ 代表取締役 山崎友也

当サイト「タックスボイス」運営者です。

相談実績1,000件以上。

税理士紹介のコーディネーターをしています。
日々電車に揺られ西に東に奔走しています。

税理士さんについて知らない社長さまも多く、考え方のギャップを
埋めたい!と思いブログサイトを立ち上げました。

IT、建設業、美容室、飲食店、eBay、せどり、不動産業、エンジニアなど。

様々な業種の方に税理士を無料紹介しています。

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