チケットショップ・金券ショップに強い税理士とは?【税理士選びのコツ】
今回は、金券ショップを経営されている社長様が初めて税理士をつける上で、どういう税理士がいいか?
税理士をつける必要性についてお話ししたいと思います。
金券ショップのオーナーが税理士を頼む必要性(メリット)
資金調達の相談に乗ってもらえる
金券ショップを運営する際、一番はじめにかかる初期投資で多くのお金が必要になります。
FC加盟金、広告宣伝費、研修費、採用費。小規模な物件を借りるとはいえ、店舗の初期費用も多くかかります。
これらの資金をまかなうため、借り入れを考える方も多いと思いますが、スタート段階で資金調達の相談に乗ってくれる税理士がいれば頼りになります。
例えば、日本政策金融公庫の融資を考えるとき、審査に通りやすいようアドバイスをもらえたり、支店の担当者を紹介してくれたりなど。
資金を借りるために、【最初に何をしたらいいか分からない!】という方も多いと思うので、店舗をオープンする前から、税理士と付き合うメリットが出てきます。
記帳を丸投げできる
ひとりで金券ショップを運営しているオーナーも多くいます。
営業時間内で、記帳入力をする方もいますが、時間がかかって大変です。
経理を雇えば、時間をかけずに済みますが、コストもかかりますし、教える手間も増えてしまいます。
税理士に記帳代行を任せることで、「経営に集中できる」というメリットが出てきます。
領収書と通帳のコピー、本部から送られてくる資料をまとめて、税理士に丸投げすれば、手間なく、試算表が出来上がります。
時間がもったいないという方には、おすすめできる顧問サービスのひとつです。
税理士が金券ショップのビジネスモデルに理解があるか?
金券ショップは「安く買って、高く売る」薄利多売の商売です。
仕入れルートを工夫しながら、数千万を稼ぎますが、年商に対して利益率が低いのが、金券ショップの特徴と言えます。
そのため、金券ショップのビジネスモデルに理解がある税理士がベストです。
通常、税理士は年商を見て、顧問料を決めていきます。
売り上げが多ければ、税理士もそのぶん顧問料を高く設定し、売り上げが低ければ、顧問料も安く設定するのが普通の考えです。
しかし金券ショップは他の業種と比べて、利益率が低いため、見た目の年商の大きさで、値段を設定されては困るのです。
例えば、年商が同じでも、利益率の高い建設業やIT業と同じ顧問料に設定されては、月々の顧問料、決算料は高く感じます。
その為、金券ショップのビジネスモデルを理解して、柔軟に顧問料を設定してくれる税理士と付き合うことをおすすめします。
また顧問料だけでなく、ビジネスモデルに理解があれば、打ち合わせもスムーズですし、何より全く知らない税理士より、会計処理を間違うリスクも回避できます。
また相応の税務アドバイスもすることができます。
「金券ショップのビジネスモデルに理解がある」これも税理士選びにおいては重要なキーワードです。
【金券ショップの税理士】税理士との距離は関係ある?近いほうがいいの?
このようにおっしゃるオーナー様もいますが、税理士を決めるときに、距離の優先順位は高すぎない方がベターです。
それよりも
【人柄】
【会計処理をきちんと行なってくれるか?】
【顧問料を柔軟に決めてくれるか?】
税理士選びにおいては、こちらの方が距離よりも重要なことです。
仮に地元の税理士を選んで、あまりいい税理士でなかった場合、どうするか?
社長様の多くが、解約することに「どこか後ろめたさを感じる」とおっしゃいます。
税理士は、御社の財布の中身を見て、内情も全て知ることができます。
その為、多少距離が離れていても、いい税理士を選び、しがらみのない付き合いをする方が、リスクを最小限に抑えることができます。
【まとめ】
今回は、金券ショップのオーナーさまが税理士をつける必要性についてお話ししました。
新幹線の切符やチケットが安く買える手段として、今も若者から年配まで人気がある金券ショップ。
スタートして、すぐ税理士をつけてもメリットがありますが、店舗数が増えてくれば、それ相応の税理士も必要になってきます。
新規で税理士をつけるオーナー様から事業拡大をしているオーナー様まで。
より身近なパートナーである税理士との付き合いは重要になります。
タックスボイスでは、顧問料を柔軟に考えることができ、オーナーに相性に合う税理士の紹介をしています。
ぜひ金券ショップのオーナー様で、税理士選びにお困りの方がいましたらご相談ください。