税理士を変更するとき、会計ソフトも変更しなくてはいけない?

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今回は税理士を変更するときの【会計ソフト】の話をしたいと思います。

 

ひと昔前までは、会計ソフトもインストール型が主流で種類も限られていました。

しかし次々と新しいソフトが増え、クラウド会計ソフトが登場したこともあり、ソフトの選択肢も幅広くなりました。

 

 

●弥生会計

●JDL

●勘定奉行

●ミロク

●ICS

●TKC

●財務応援

●freee

●MFクラウド

 

 

これらは一部です。

まだまだ多くの会計ソフトがあります。

 

【税理士を変更する際、今の会計ソフトが新しい税理士が使っているソフトと違う場合、新しいのに変更しなければならない?】

 

そんな相談も多いため、今回はそのことについてお話ししたいと思います。

目次

【結論】新しい税理士と同じソフトにするのがベストだが、無理に変えなくていい

 

新しい税理士に変更するとき、その税理士さんが使っているソフトと同じものにするのがベストです。

 

例えばその税理士さんが弥生会計にしていたら、弥生会計にするのが望ましいでしょう。

 

 

それは税理士側も、お客様へアドバイスがしやすいですし、効率化が計れるからです。

 

顧問先を100件持っていて、全部が弥生会計なのに、御社だけ違う会計ソフトであったら、一貫性を保てず、所内のチェック体制も疎かになることも考えられます。

 

 

 

しかし重要なことは、

お客様が「今の会計ソフトにどれだけ慣れているか?」という点です。

 

 

日々触れているソフトは、慣れているものが一番です。

 

 

使いやすい!

見やすい!

愛着がある!

 

 

 

このような場合は、無理に会計ソフトを変える必要はありません。

市販で売られているメジャーな会計ソフトは他社ソフトと互換性があり、そのままデータを取り込める仕様になっています。

 

そのため、税理士も柔軟に対応してくれる方が多いでしょう。

一番大事なことは使い慣れているか?です。

税理士でも対応している会計ソフトが複数ある!

 

 

税理士も一つの会計ソフトにこだわっている人もいますが、たいていは複数の会計ソフトに対応しているところが多いです。

 

特に20人以上で運営しているような、大きな会計事務所ほど、対応しているソフトが多くあり、お客様に合わせて会計ソフトを増やしていった事がわかります。

 

 

 

逆に小規模な税理士事務所はそこまで多くのソフトに対応していません。

 

税理士が使う会計ソフトは市販のものとは違い、多くの費用がかかります。そのため複数のお客様が使っていないと導入しても元が取れないのです。

特殊な会計ソフトの場合は、同じソフトにしなければならないことがある!

 

市販で売られている会計ソフトではなく、特殊なソフトがあります。

例えば代表的なソフトが【TKC】という税理士特有の会計ソフトです。

 

TKCというワードを聞いたことがあるかもしれませんが、税理士でも7人に1人が使っている割とメジャーな会計ソフトです。

 

TKCは独自のプログラムを使用しており、他のソフトとの互換性を取ることが難しくなります。

 

 

このような場合には、税理士と同じくTKCの会計ソフトにしなければなりません。

逆にTKCの会計ソフトを使っている会社が税理士を変更する際は、同じTKCの会計事務所にすることがベストです。

 

特殊な会計ソフトほど、税理士側が使いこなしていないと対応が難しいですし、税理士自身もTKC会員でなくては、ソフト自体を利用できないからです。

 

 

またクラウド会計に関しても同じことが言えます

 

例えば御社がfreeeを使っていたら、会計事務所もfreeeを使っている税理士事務所を選ぶといいでしょう。

クラウド会計に慣れている会社は、インストール型のソフトに移行するイメージがつきづらいです。



クラウド会計が登場してきて、そこまで年数が経っていませんので、税理士側もクラウドに対応できる人が限られています。

 

 

 

税理士を選ぶ際の一つの基準になります。

 

 

同じソフトに対応している税理士を探す!

 

 

【参考】最初に使うソフトは弥生会計がベスト

 

会計ソフトは付き合う税理士によって様々ですが、

私が見てきた中で、一番メジャーに使われているソフトが弥生会計です。

弥生会計は圧倒的なシェアで、その使い勝手の良さから多くの税理士事務所もおすすめしているソフトです。

 

例えば、最初どのソフトにしようか迷っている方がいれば、弥生会計にするのがいいでしょう。

 

仮に税理士を変更するときでも使っている税理士事務所が多いので、スムーズに引き継ぎが可能になります。

【まとめ】会計ソフトの変更は負担がかからないほうがいい

 

税理士を変更するときは会計ソフトを同じにするのがベストだけど、

今のソフトにどこまで慣れているか?によります。

 

●まだ使い始めて間もない

●経理がやめてしまい、新しい経理が対応する

 

このような場合は、新しい税理士が使っているのと、同じソフトにするのがいいと思います。

 

絶対この会計ソフトがいい!という場合は、税理士の選び方もそのソフトに対応している税理士でなければなりません。

 

税理士を変更する際の一つの判断材料にして見てください。

 

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この記事を書いた人

株式会社トライパートナーズ 代表取締役 山崎友也

当サイト「タックスボイス」運営者です。

相談実績1,000件以上。

税理士紹介のコーディネーターをしています。
日々電車に揺られ西に東に奔走しています。

税理士さんについて知らない社長さまも多く、考え方のギャップを
埋めたい!と思いブログサイトを立ち上げました。

IT、建設業、美容室、飲食店、eBay、せどり、不動産業、エンジニアなど。

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