【税理士に不満!】神奈川県の翻訳会社が税理士変更を考えた理由は?
税理士変更を考えた背景
知り合いの行政書士さんから、税理士に不満を持っている会社様をご紹介いただきました。
20年以上、英語の翻訳業を経営され、第一線で活躍されていました。
今回税理士の変更を考えた理由は、2つありました。
1つ目は、2代目の息子税理士になって、サービスの質が悪くなったことに加えて、顧問料を値上げしてきたこと。
2つ目は、なかば強制的に保険を売ってくることに不満を抱いたこと。
以上2つが税理士の変更を検討された理由でした。
〜税理士変更を考えた2つの理由〜
①2代目税理士になり、質が落ちた!料金を値上げしてきた!
②強制的に保険を売ってきた!
2代目税理士でサービスの質が悪くなるってどういうこと?
2代目税理士さんは、初代税理士さんと比べて、やはり事業に対しての思い入れが違います。
ゼロから税理士事務所を立ち上げて、苦労に苦労を重ね、たとえ顧問先が減っても、新規開拓を続けることで、今の安定した顧客数まで持っていた初代税理士。
お客さんを定着させるには、きちんと税務したサービスをしなければ、顧問先も離れていきます。
サービスの質が良くなければ、顧問先も納得しないのです。
そんな立ち上げの苦労を、初代税理士さんはしています。
しかし、すでに顧問先がある状態で、2代目税理士が引き継げば、ゼロから立ち上げた辛い経験をすることありません。
経験が浅い状態で引き継いでしまったために、そのサービスの質は、ダイレクトに顧問先に反映されてしまいます。
顧問先もずっと初代税理士が提供してきたサービスにギャップを感じてしまうのです。
「親父さんの頃は、よくしてくれたのにな」
「立ち上げ当初は、〇〇先生には大変お世話になった」
こんな思いがあるはずです。
その思いに応えられない、2代目税理士がいるということです。
ある社長は、「親父さんにお世話になったのだから、もうちょっと様子みてみるか?」と寛容な社長も多いと思います。
しかしその会社も、代替わりで誰かが引き継げば、結果的に税理士ごと変えてしまいます。
サービスの低下に加えて、顧問料の値上げしてきた!
今回の会社様は、2代目税理士のサービスの低下に加えて、急に顧問料の値上げをされたとのことでした。
2代目税理士さんが、顧問料の値上げを請求した理由は、以下と考えられます。
- スタート当初、相場よりも安く契約していたので、相場に戻したい!
- 事務所の顧問先が減っているので、利益を既存客で確保したい!
このような考えがあると思います。
代表権が変わったことで、「ちょうどいいタイミング」というばかりに顧問料の見直しをされることがあるのです。
今回のお客さんは月2万円の値上げを強いられました。年間24万アップですので、固定費が大幅に負担になってしまいます。
保険を強引に売ってくる!
2代目の税理士の質の低下、料金見直しに加えて、保険を強制的に勧めてくる点も不満を抱いた理由とのことでした。
会社の財布の中身を見ている税理士は、「保険の話をしやすい立場」にいます。
税理士から、保険の話が出ることは、不自然ではありませんし、本当に会社の利益になれば、必要なことと言えます。
しかし選ぶのは会社側です。
提案が偏っていたり、会社にとって不利益ももたらす、保険に契約する必要ありません。
特に次の場合は要注意です。
- 税理士側が、保険代理店業を行なっている
- TKC会員で大同生命しか提案しない
税理士側が、保険代理店業を行なっている
税理士側が保険代理店をしているケースは珍しくありません。
金額が大きい保険を売ると、保険会社からのキックバックが大きいことはご承知の通りです。
そのため、税理士業よりも、保険代理店業に力を入れている人もいるくらいです。
どちらが本業かわからない。こういう場合は要注意です。
見極め方としては、今回のお客さんが感じたことのように
強制的に保険の提案があること。
売り方が強引であること。
偏った提案をされること。
ただ決して保険を売ることが悪いことではありません。入りたくもない保険に入ってしまうのが、ダメなのです。
TKC会員で大同生命しか提案しない
TKC会員の税理士さんは、大同生命と密接に関わっているケースが多いです。
これはTKCと大同生命が提携関係にあるからです。
そのため、TKC会員は1択で勧めてくるパターンが多いのです。
本当にいい保険かどうかは、何社か比較することをおすすめします。偏った提案は避けることが重要です。
入りたくもない保険に入らされた!では契約内容の関係で手遅れになってしまうからです。
このような税理士に当たらないようにするには?
自分の会社に合った税理士を探すにはどうしたらいいでしょうか。
税理士紹介サービスを利用すると、自分にあった税理士を探すことができます。
それは、お客様とのヒアリングをきちんとすることで、紹介する税理士とのミスマッチを防ぐことができるからです。
ヒアリングの内容は、
今の税理士にどんな不満を持っているか?
年齢はどんな人が希望か?
今の顧問料はきちんと適正か?
高かったらどれくらい削減になるか?きちんと話し合います。
きちんと合った税理士に出会うよう、提案をしてまいります。