【法人口座の審査がゆるい銀行は?】最短で法人口座が作れるおすすめの銀行!

法人口座を作りたい、という法人がまず直面するのが、審査です。

個人の口座を作るときと違い、法人口座の審査は比較的厳しい傾向があります。

 

▼この記事でわかること
・法人口座の審査がゆるい銀行とは?
・最短で法人口座が作れるおすすめの銀行
・審査に落ちてしまう理由
・法人口座の審査が厳しい理由

 

この記事では、審査がゆるいと言われている法人口座のご紹介や、審査に落ちてしまいやすいケースについて詳しくご紹介します。

 

まず結論ですが、審査が比較的ゆるいのは「ネット銀行」です。

 

「とにかくすぐに法人口座を作っておきたい」と思っているなら、ネット銀行の「楽天銀行」から開設を試みてみることをおすすめします。

 

それでは、法人口座の審査について詳しくご紹介します。

 

 

目次

【法人口座とは?】審査が厳しい理由も解説

 

法人口座とは、口座の名義が個人ではなく【法人である口座】のことです。

個人の口座とわけておくことで、法人の財産と個人の財産を明確に分離して管理することができます。

 

個人の口座で法人の資産を管理してしまうと、良いことはありません。

 

▼個人口座で法人財産を管理してしまうと…
・プライベートの利用部分も記帳しなくてはいけない
・横領の疑いがかけられやすい
・税務調査に入られる可能性が上がる

 

法人口座を開くという手間こそかかりますが、その後の経営面を考えると法人口座は必須の存在です。

 

法人口座の審査に落ちる可能性が高い企業とは?

 

法人口座の開設は、個人口座と比べて審査が厳しいです。

 

とくに「メガバンク」と呼ばれる三大銀行(三菱東京UFJ銀行・三井住友銀行・みずほ銀行)は、法人口座の審査がかなり厳しいと言われています。

 

▼審査が通らない可能性が高い法人の特徴
・創業1年未満である
・決算書が出せない
・資本金が少なすぎる
・事業内容説明が不十分
・登録住所がバーチャルオフィス
・固定電話がない

 

上記に当てはまるからといって審査に通らないわけではないですが、メガバンクで口座を開設できる可能性は低いです。

 

「ゆうちょ銀行」はメガバンクと比べて審査が通りやすいと言われていますが、預け入れできる上限金額が1,300万円と低く設定されているため、法人口座として優れているとは言えません。

 

法人口座の審査は厳しい!その理由は?

 

そもそも法人口座の審査が厳しい理由は、審査の目的が犯罪防止だからです。

 

たとえば下記のような目的で口座を開設されてしまうことがないように、審査が厳しくなっています。

 

・振り込め詐欺
・脱税
・麻薬取引窓口

 

上記のような取引に口座を利用されないように審査を行います。

 

不正に入手した汚れたお金を転々と送金することにより、資金の出どころをくらませるなどのマネーローンダリングなどに利用されないためにも、法人口座の信頼性をチェックするのが審査です。

 

犯罪を防止するため、主に下記のような点を確認していると言われています。

 

・事業内容がしっかりしているのか
・登録上の住所で事業が行われているか
・資本金をもとに明確な事業をしているか

 

つまり、会社の透明性が表明できれば、審査に通る可能性は高くなります。

 

反対に提出資料が雑な場合や、説得力のない事業内容の場合、審査が難航する可能性が高いです。

 

ネット銀行は法人口座の開設審査がゆるい?

 

ネット銀行はメガバンクや都市銀行と比べて、法人口座の審査がゆるい傾向があります。

 

実店舗を持たないことがネット銀行の特徴ですが、規模の大きい企業が提供しており信頼度が高いものであれば安全性にも問題ありません。

 

ネット銀行では部署ごとなど複数の口座を設立して使い分けることができることが多く、かなり実用性に長けています。

 

外部との入出金取引を目的として口座が必要な場合には、ネット銀行なら取引手数料が比較的低く、とても便利です。

 

▼ネット銀行がおすすめの法人
・設立1年未満である
・資本金が少ない
・融資目的で利用することがない
・外部との取引用に口座が必要
・ひとまず法人口座を作っておきたい

 

ネット銀行の唯一の弱点としては、融資を受け取ることができない可能性があることです。

 

必要に応じてメガバンや都市銀行での口座開設も検討した方が良いこともありますが、振込先としての信頼を得るなど、一般的な取引目的であればじゅうぶんと言えます。

法人口座の審査がゆるい銀行とは?

 

何度もいいますが、法人口座の審査がゆるいと言われているのは、ネット銀行です。

審査がはやく、ゆるいことで人気のネット銀行をご紹介します。

 

①楽天銀行
②住信SBIネット銀行
③GMOあおぞらネット銀行

 

それぞれの特徴について、詳しく解説します。

法人口座におすすめ①:楽天銀行

 

楽天銀行はECサイト「楽天市場」などでも有名な、楽天グループの提供するネット銀行です。

1300万口座をこえる日本でも最大級の銀行で、大手ということもあり安心感があります。

支店ごとに口座を開くことができ、ネットバンキングや口座維持費が無料なのも魅力です。

 

楽天銀行の法人口座の特徴

・口座開設まで2日〜2週間でスピーディー
・同銀行口座への振込手数料無料
・他銀行への振込は最大月3回無料
・オンラインですぐに口座開設可能

 

楽天銀行では、その他楽天サービスと連携して利用することでポイントを効率的に貯められるなど、サービスとしての魅力も大きいです。

 

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法人口座におすすめ②:住信SBIネット銀行

 

三井住友信託銀行とSBIホールディングスが共同出資して作られたネット銀行です。

他銀行への振込手数料が一律145円と業界最安値と、長い目で見ても使いやすい銀行と言えます。

 

住信SBIネット銀行の特徴

・最短で翌営業日に口座開設可能
・同銀行口座への振込手数料無料
・他銀行への振込手数料は一律145円
・2022年に東証一部上場済

 

最短で翌営業日には口座開設が可能で手続きもネットで完結するので、すぐにでも法人口座が必要なときに便利です。

法人口座におすすめ③:GMOあおぞらネット銀行

 

GMOグループとあおぞら銀行が共同で作ったネット銀行です。

最短で即日口座開設が可能なのは、GMOあおぞらネット銀行最大の強みと言えます。

 

GMOあおぞらネット銀行の特徴

・最短で即日に口座開設可能
・同銀行宛ての振込手数料無料
・設立1年未満の法人は他銀行へ振込が毎月20回まで無料
・設立1年以上の法人は他銀行へ振込が一律145円

 

開設時に固定電話が不要など、設立1年未満の法人も口座を開設しやすいネット銀行です。

 

【まとめ】法人口座の審査がゆるい銀行にも準備が大切

 

法人口座の開設は、個人口座の開設と比べると審査が厳しいのは、たしかです。

とはいえ法人審査は、しっかりと必要な書類をそろえ、審査に受かるよう準備をすれば通過できる可能性は上がるものです。

 

1人で審査準備をするのが不安な方は、たとえば税理士と相談をしながら一緒に書類を用意することで、より信頼性アップに努めることもできます。

法人経営に税理士は必須です

今まで個人事業主だったという方も、法人になると年末調整をする必要があります。

個人事業主の確定申告とは違い、必要書類も多く複雑になるため、税理士への依頼はほとんど必須です。

タックスボイスでは、そんな法人を支える税理士を無料でご紹介しています。

 

「これから法人として経理ができる自信がない」
「法人口座の開設からつまずいており、業務と並行するので精一杯」
「これから節税対策を効率的にほどこしていきたい」

 

このようにお考えの方は、お気軽にタックスボイスまでご相談ください。

税理士の紹介はこちら!

 

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この記事を書いた人

株式会社トライパートナーズ 代表取締役 山崎友也

当サイト「タックスボイス」運営者です。

相談実績1,000件以上。

税理士紹介のコーディネーターをしています。
日々電車に揺られ西に東に奔走しています。

税理士さんについて知らない社長さまも多く、考え方のギャップを
埋めたい!と思いブログサイトを立ち上げました。

IT、建設業、美容室、飲食店、eBay、せどり、不動産業、エンジニアなど。

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