【成功事例】埼玉県のメガネ屋が税理士の変更に成功した話
税理士の変更をしたメガネ屋の背景
50年以上メガネ屋を営んでいる法人様です。
長年、一人の税理士に顧問を頼んでいましたが、昔からずっと顧問料が高く、下がらないことに困っていました。
固定費をなんとか下げたいと思いご依頼いただきました。
時代が変わったメガネ屋の今と昔
昔は一生ものだったメガネは、高価で貴重なものでした。
1個購入すれば、ずっと使える高級品だったので、数万円のものを大事にして、あとはメンテナンスしてもらい、使い続けるというのが、当時のスタイルでした。
しかし最近になり、若者を中心にオシャレ感覚でメガネを着けるようになり、何個も違った種類を持つことで、ファッションを楽しむ傾向になっていきました。
メガネそのものの値段も当時に比べて下がっていき、ファストファッションのように低価格でメガネが購入できるようになったことも背景にあります。
ファッションアイウエアという言葉も定着するようにもなりました。
カジュアルブランドのメガネ屋が登場したことで、老舗メガネ屋は苦戦を強いられるようになったのです。
今回のお客様も売り上げが全盛期に比べて、3分の1に落ち込み、固定費を削減する努力をどこかでしなければと考えられていました。
利益を確保できないと経営が危ないと感じていたのです。
しかし固定費の削減は限界があります。光熱費、人件費、仕入れ金額は必要以上に削減はできません。そこで税理士の顧問料を削減することを検討し始めたのです。
税理士を変更してどういうメリットがあった?
月の顧問料は変わりませんでしたが、決算料が年間にして20万円ほど削減になりました。
決算料は通常、顧問料の3〜6ヶ月分が相場です。つまり月2万円の顧問料では、決算料は高くても12万円ほどが一般的な税理士事務所の金額です。
しかし税理士によっては月の顧問料に対して、30万円も40万円も高額に決算料を設定しているところがあります。
それは月の顧問料を安く設定して、決算料で、総額の帳尻を合わせる形で請求しているところもあります。今支払いの決算料を確認することをおすすめします。
年商規模にもよりますが、例えば月の顧問料を1万円に設定しても、決算料を30万にしていれば、総額にしてみれば、高くなってしまいます。
決算料の設定は税理士事務所それぞれ違いますので、確認することが必要です。
税理士を変更して分かった料金以外のメリット
紹介した税理士は埼玉のお近くの税理士さんです。
前の税理士は東京の税理士を使っていたため、やりとりをするのにどうしても、距離が遠く、社長自身も気を使うことがありました。
わざわざ来てもらうのも申し訳ないと考えていたのです。距離が離れているためか、コミュニケーションは途絶えてしまい、顧問料を毎月支払ってはいるけれど、何にもしてもらっていないという現状になってしまったのです。
社長自身も料金が削減になったことは一番のメリットに感じていました。
しかしそれよりも、税理士自身が訪問することが苦ではなく、やりとりがしやすくなったことが、税理士を変更してよかったと感じられていました。
顧問料が下がって質が下がらないのか?という疑問
顧問料は税理士さんが、対応できる料金を設定しています。
そのため、無理に料金を下げるという感覚より、適正な料金に戻しているという感覚です。
つまり適正な料金に設定しているため、必然的に無駄な高額な料金を省けるということになります。
少しの金額でも後々経営に関わってきますので、適正な料金で税理士と付き合うことをお勧めします。