【MFクラウド評判】マネーフォワードクラウドが使いにくいは本当か?
個人事業主から法人に向けて、多岐にわたるサービスを展開している「MFクラウド(マネーフォワードクラウド)」
現在は副業として働いている人も、これから法人として事業を広げようと考えている人も、自分の事業内容にあわせて複数のサービスを選び、組み合わせて利用することができます。
今回は、個人事業主や小規模法人に向いている「MFクラウド確定申告」と呼ばれるサービスをメインに、MFクラウドの評判を詳しく解説していきます。
▼この記事でわかること!
・MFクラウドの評判とは?
・MFクラウドのメリット
・MFクラウドのデメリット
個人事業主や小規模法人が利用できる会計ソフトは数多く存在しますが、なかでも「MFクラウド」は利用者が多く人気が高いです。
結論からお伝えすると、MFクラウドの評判は悪くなく、青色申告に加え日頃の経理業務を楽にしたいのであれば使いやすいはずです。
ただし、今まで無料で利用できていたサービスも現在は有料になり、以前から長くMFフォワードを利用していた人たちからは「改悪された」と批判的な意見も多数。
とはいえ現在、青色申告をする場合にはどの会計ソフトを利用しても有料なので、サービス自体の相性や、将来の事業規模を見通した上で使い続けやすいものを選ぶのがベストでしょう。
それでは、MFクラウドの評判を詳しくお伝えしていきます。
MFクラウドの評判は?使いにくいって本当?
「MFクラウド確定申告」は確定申告ができるのはもちろん、日頃の仕訳や収支レポートの作成など、経理を管理したいときにも役立ちます。
スマホから仕訳ができる上に、確定申告時にはe-Tax対応の機能が利用できるため、作業がとても楽です。
▼MFクラウド確定申告の主な特徴
・自動仕訳が可能
・e-Taxとの連携機能あり
・銀行やカードの明細を自動取得可能
・スマホで仕訳登録が可能
・仕訳の簡単入力あり
プランは3つに分かれており、どれも有料です。
①パーソナルミニ
②パーソナル
③パーソナルプラス
MFクラウド確定申告には無料プランはないですが、無料で利用できる機能はあります。
無料機能には確定申告の書類作成機能がついておらず、仕訳も50件までの登録に限定されているなど、確定申告を目的としている場合にはあまり使い物になりません。
「パーソナル」プランには1ヶ月の無料トライアル期間があるため、有料プランを利用する場合には1ヶ月で継続すべきか判断する必要があります。
MFクラウドのメリット
では、MFクラウドのメリットをみていきます。
①クラウド自動保存でデータが安全
②e-Taxと連携しネットで確定申告可能
③自動仕訳の方法が豊富
それぞれ解説していきます。
MFクラウドの評判①:クラウド自動保存でデータが安全
MFクラウドでは常にネットに繋いでデータを保存するため、たとえばパソコンが壊れてしまった場合にもデータを安全に保存しておくことができます。
デスクトップ上に保存するインストール型のアプリにも良いところはありますが、情報の共有や確定申告時の手間を考えると、クラウドに自動保存ができるのはとても便利です。
MFクラウドの評判②:e-Taxと連携しネットで確定申告可能
MFクラウドではe-Taxに対応しているため、ネット上でそのまま確定申告をおこなうことができます。
また、日頃から利用している仕訳などの情報から、自動的に確定申告書類を作成してくれるため、確定申告をしたことがない人でも悩むことがありません。
もちろん、収支内訳書などの必要書類も合わせて作成が可能です。
「どこにどの数字を入れたら良いんだろう…」と確定申告時に悩んだことがある人なら、いかに便利な機能であるかがわかるでしょう。
MFクラウドの評判③:自動仕訳の方法が豊富
MFクラウドの自動データ仕訳はとても充実しており、この機能を目的に利用する人も多いです。
あらかじめデータの連携をしておくことで、入出金があると自動的に仕訳をしてくれます。
銀行やクレジットカード、ネットショップ、ASP、電子マネーなど、日本で利用されている主な金融サービスや支払いを必要とするサービスが登録可能です。
一度登録してしまえば自動的に仕訳をしてくれるので、日頃の仕訳業務がとても楽になります。
MFクラウドのデメリット
あわせてMFクラウドのデメリットも確認していきましょう。
①回線速度が必要
②自動仕訳の精度がイマイチ
③無料プランがない
それぞれ詳しく解説していきます。
MFクラウドのデメリット①:回線速度が必要
MFクラウドでは常にオンライン上で情報を管理するため、ある程度良いネット環境がなくては動きが遅くなり、ストレスになります。
また、MFクラウド側へのハッキング被害などが起きた場合、データの流出が起こる可能性がないとは言い切れません。
常にネット上で操作をする必要がある点は、データの紛失という面では安全度が高いかもしれませんが、管理面ではデメリットにもなりうると言えるでしょう。
MFクラウドのデメリット②:自動仕訳の精度がイマイチ
自動仕訳の方法が豊富であるとお伝えしましたが、利用者としての目線では精度がイマイチだと感じることもあります。
人が目で見て確認しながら仕訳をするわけではないため、間違った仕訳がされても気づきにくいです。
とはいえ、定期的に内容を確認することでMFフォワードのAIが学習し、精度をあげていくことは可能です。
MFクラウドのデメリット③:無料プランがない
無料のプランがないため、利用を決めた場合には必ず有料プランを利用することになります。
無料機能はあるものの、確定申告に使えるほどの実用性には欠けるため、最低でも年間1万円弱の費用が必要になると思っておきましょう。
趣味で副業をしており、収益も確定申告が不要な範囲なのであれば、日頃の経理確認のために無料機能を活用するのもおすすめです。
【まとめ】MFクラウドの評判は悪くない!
MFクラウドの評判はほかの会計ソフトと比べても良いものが多いです。
継続的に使いやすい会計ソフトを探している場合には、無料トライアル1ヶ月から試してみることをおすすめします。
マイナス点としては無料プランがないことですが、年間で1万円以下の経費で利用できるなら高くはありません。
ただし、節税対策をふまえたアドバイスをしてくれることはなく、あくまで自己判断で活用していくソフトになります。
また自己判断で計上できてしまうことからも、税務署に目をつけられて税務調査に入られる可能性もないとは言い切れません。
「節税のアドバイスが欲しい」
「初年度だけでも確定申告について説明してほしい」
「税務署に目をつけられずに事業規模を広げたい」
このような人は、やはり税理士に相談するのがベストでしょう。
タックスボイスでは、節税対策や経理処理を得意とする税理士を、無料でご紹介しております。
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