【確定申告ソフト比較】おすすめ5選の特徴&違いを一挙比較
確定申告を簡単におこなえることで人気の「確定申告ソフト」は、有名なものだけでも数多く存在しています。
でも、結果的には自分に合う確定申告ソフトをひとつ、選ばなくてはいけませんよね。
確定申告ソフトはそれぞれ特徴が異なり、使い勝手も違います。
▼この記事でわかること
・おすすめの確定申告ソフト5選
・確定申告ソフトそれぞれの違いと特徴
・確定申告ソフトそれぞれに向いている人
この記事では、税理士紹介サービス「タックスボイス」が税理士から聞いた、おすすめの確定申告ソフト5つをご紹介します。
特徴や違いを比較していくので、ご自身の事業にぴんとくるものを選んでみてくださいね。
なお、はじめて確定申告をする人のなかには、一度試しに税理士へ依頼をし、確定申告で必要な書類や節税方法を把握する事業主も多いです。
今まで確定申告をしたことがない方や、損のない節税対策をしたい方は、税理士への相談も検討してみることをおすすめします。
【確定申告ソフト比較】おすすめ5選の特徴&違いを紹介!
税理士がおすすめする確定申告ソフトは、下記の5つです。
1位:マネーフォワードクラウド確定申告
2位:弥生会計インストール型
3位:freee会計
4位:JDL会計ソフト
5位:やよいの青色申告オンライン
もっともおすすめなのはマネーフォワードクラウドですが、必ずしも全ての人にマネーフォワードクラウドがおすすめとは言えません。
5つそれぞれの特徴を表にまとめて比較してみます。
それぞれ価格やタイプが大きく異なりますが、いずれも人気が高く大手企業が提供しているサービスです。
5つのサービスそれぞれの違いについて、詳しく解説していきます。
【おすすめ確定申告ソフト1位】マネーフォワードクラウド確定申告
▼マネーフォワードクラウド確定申告の特徴
・簿記などの知識がない人にも比較的扱いやすい
・データ入力などの手間がはぶける
・使うほどAI知能が働き賢くなる
・間違って入力すると処理が面倒
確定申告ソフトに悩んだら、まずマネーフォワードクラウド確定申告がオススメです。
クレジットカード明細のほか、銀行の出入金などの履歴を自動で分類し、帳簿を作成してくれます。
個人事業主が青色申告をするために、必要な機能は揃っています。
あくまでソフトであるため、税理士のようなプロがおこなうような精密な会計処理ができるわけではありませんが、最初のソフトとして選ぶのであれば間違いはありません。
【おすすめ確定申告ソフト2位】弥生会計インストール型
▼弥生会計インストール型の特徴
・オンラインで経理管理がしたくないならおすすめ
・データバックアップサービスあり
・2台以上での運用はできない
「弥生会計」の出しているインストール型のソフト「スタンダード」は、個人事業主から従業員5名ほどの小規模法人まで対応できます。
個人事業主が青色申告に必要な機能は基本的に揃っており、購入後のサービスも整っています。
ただし複数のパソコンから運用ができないため、あくまで1人で利用することを目的に購入を検討しましょう。
【おすすめ確定申告ソフト3位】freee会計
▼freee会計の特徴
・多少の会計の知識が必要
・簿記の知識が豊富な人には使いづらい
・所得が低い人におすすめ
Freee会計は、会計の知識が少しだけある人で、所得が低い場合には扱いやすいです。
一方で会計の知識が全くない人は、少々学習をする必要があります。
基本的にはfreee会計だけで確定申告を終えることができますが、アクセスが多い時間帯になると接続が遅くなることがあるためご注意を。
また初心者向けに開発されたソフトなので会計に精通している方が入力すると使いにくさを感じるようです。
詳しくは、下記の記事もあわせてご確認ください。
【おすすめ確定申告ソフト4位】JDL会計ソフト
▼JDL会計ソフトの特徴
・必要な項目ごとにオプションを追加して利用する
・月額制オンライン型と買い切りインストール型がある
・税理士と共同で利用することを前提に作られている
・給与に関するソフトも充実し法人にも対応可能
JDL会計ソフトは、扱い方が他の会計ソフトとは大きく異なります。
慣れている人にとっては利用しやすいですが、乗り換えには向いていない会計ソフトです。
経理の知識がある人や税理士が扱う会計ソフトとして人気があります。
出納帳や給与など、機能ごとにソフトが用意されており、料金設定も異なります。
事業に必要な機能を選び、合わせて利用することもできるため、将来的には法人化を視野に入れている個人事業主も検討する価値はあるでしょう。
ただし、税理士と情報を共有しながら一緒に扱うことを前提に作られているため、「税理士に会計を丸投げしたくないけど、ヘルプは必要」という人に向いています。
下記の記事でも詳しくご紹介しました。
【関連記事】JDL会計ソフトの評判は?個人向けの種類や特徴をまとめてチェック
【おすすめ確定申告ソフト5位】やよいの青色申告オンライン
▼やよいの青色申告オンラインの特徴
・簿記の経験者向け
・税理士と共同で使うなら初心者でもOK
・自分で経理を学びながら扱う気があるなら◎
・税理士からのヘルプが必要になる傾向がある
会計ソフトを提供している「弥生会計」の中でも、シェア率の高いオンライン型ソフトです。
ただし、多くの税理士が他の会計ソフトをおすすめしており、同じようにオンライン型を利用するならマネーフォワード確定申告の方が扱いやすいはずです。
やよいの青色申告オンラインは基本的に、「すでに経理ができる人」や「経理をしっかり学びたい人」が利用するのに向いています。
なぜなら、経理の知識がない人は扱うことが難しいうえに、サポートがありのプランだと13,800円〜と高値だからです。
最安値8,800円のプランではサポートが一切つかず、単純に「ソフトを使わせてもらっているだけ」の状態なので、簿記に詳しくない人であれば混乱してしまいます。
結果的にわからない部分を税理士に相談することになるはずなので、最初から税理士にだけ依頼をしてしまった方が効率的ではないでしょうか。
より詳しい情報は、下記の記事にまとめています。
【まとめ】おすすめの確定申告ソフト5つを比較!選べましたか?
今回は、税理士がおすすめする確定申告ソフトを5つ、厳選してご紹介しました。
迷ったらマネーフォワードクラウドを使っておけば間違いはなく、もしイマイチな点が出てくれば次年度に、必要な部分を兼ね備えたソフトへ移行してみてはいかがでしょうか。
ただし、確定申告ソフトを利用していると、間違いに気づくことは難しいです。
事業にあう、ベストな節税対策を教えてくれるわけでもありません。
「今後は事業を大きくしていきたい」
「去年の税額が大きすぎたから、もっと節税したい」
「誰かプロに経理を丸ごと任せてしまいたい」
このような方は、税理士に確定申告を丸投げしてしまうのが賢いです。
一年ぶんのみ依頼をするだけでも、節税対策や必要書類の参考にすることができます。
タックスボイスでは、事業ごとに節税対策を得意とする税理士を、無料でご紹介可能です。
ご依頼をされることになった場合には、税理士から仲介費用をいただくため、経営者様のご負担はありません。
ご依頼予定内容やご予算、お見積りのご希望など、お気軽にご相談ください。