基礎屋、土木業、とび職に強い税理士とは?【税理士選びのコツ】
「法人にしたけど、どういう税理士を選べばいいのかわからない」
「職人なので経理のことが全くわからない」
「仕事が忙しいから、色々と融通がきく税理士はいないか?」
1人親方や、事業拡大で法人の設立に伴い、基礎屋、土木業、とび職を営んでいる方が税理士をつける事を考えているとします。
このとき、税理士選びのポイントを念頭に置いて考えると、特に基礎屋、土木、とび職の人がどんな税理士を選ぶべきか知っておくとても有利になります。
そこで今回はその点について探ってみます。
基礎屋、土木、とび職に強い税理士とは?
では「どんな税理士が最適なのか?」見ていきましょう。
①地域密着型の税理士
これはかなり重要と言えるかもしれません。
というのも、建築の分野と言うのはそれぞれ地方によって、かかる必要経費などがまばらで、
その地方独特の風習に経費をかけなければいけないような場合も多くなります。
そしてそれは経費で落ちるかどうかは、まさに経験則。
しかも建築業許可などに関しても、業種や規模だけではなく地方によっても微妙にその内容が変わってきます。
ですから、地域に根ざしていることは重要なのです。
②同業種の経験が豊富な税理士
これも、重要ですね。
基礎屋、土木、とび職など建築関連の仕事、その中でも特殊な仕事に関しては、経費や手続きなどわかりにくいことがたくさんあります。
その道の人間なら当たり前に知っていることでも、一般的にはその言葉の意味さえもわからないなどは多くあります。
その為、同業種の経験がない税理士に頼んでしまうと、後々非常に面倒になります。
何をするにも一から説明しないと前に進まないというような状況は、それだけ手間になります。
③受け身より主導タイプの税理士
税理士のタイプは大きくわけて、2種類あります。
1つはクライアントの要求をしっかりと理解した上で、クライアントの注文通りしっかりと仕事をこなしてくれる受け身の税理士。
もう一つは、クライアントにしっかりとレクチャーしてくれる主導タイプの税理士です。
一般に、前者は税務や会計にある程度詳しい事業主が顧問契約を結ぶと良い結果になり、後者に関しては、詳しくない人が結ぶと良い結果になることが多くなります。
基礎屋、土木、とび職の方は職人さんです。
職人さんは自分の仕事領域にその経験と知識を傾けなければいけませんし、税務や会計について詳しい人は少ないと思います。
そういう場合に受け身の税理士ですと、いい結果になることが少ないです。
事業主の性格にもよりますが、自分から率先して意見してくれるような、主導タイプの税理士を選ぶといいでしょう。
基礎屋、土木、とび職の事業主は税理士に何を求めているのか?
その業種ならではの、税理士に求めるポイントというものがあります。
・とにかく手間を省きたい
基本的に税理士に求めるものとして、「税金」というコストを以下に減らせるのかというのがあります。
もちろん、基礎屋、土木、とび職の方も、そこに大きな期待をして税理士を選ぶことは間違いないのですが、それと同時に求めているのは「手間の削減」です。
基本的に、基礎屋、土木、とび職の方は職人さんですから、本業にかける時間の割合は多くなります。
現場仕事は夜遅くに帰宅することも珍しくありません。
そのため、税務や会計に関する対策などにはあまり時間をかけることができませんし、そういった手間が本業を圧迫しては元も子もありません。
・家族経営を理解してほしい
基礎屋、土木、とび職の方には「家族経営」をなさっている方が多くいらっしゃいます。
それこそ、仕事に関する経理や会計を奥様が一手に担っているという人は少なくなく、むしろ多くの方が家族に事務を任せることは多いはず。
ですので、税理士の方には、そういった家族経営の事情をしっかりと理解してくれる人がいいですよね。
いくら従業員とはいえ、家族経営の場合は、そこに社員と経営者だけではない人間関係がありますから、そこを無視して色々指摘していたのではいいことありません。
ちゃんとそういうところも理解してくれる、人柄って大事です。
最近では奥様とやりとりすることが多いので、女性税理士や女性の担当者にしてほしいという希望もあります。ぜひご参考ください。
・気が付かない指摘がほしい
基礎屋、土木、とび職という仕事は、思いのほか、たくさんのコストがかかります。
そして、普通に仕事をしていく中で、当たり前に経費に入らないと思っていたものが、実は経費に計上できることがわかったりなどということがよくある仕事でもあります。
しかも、そのコストが「節税に使える経費なのかどうか」が、仕事の方法とリンクする場合も。
基礎屋、土木、とび職という仕事は、なかなか人件費が大きくかかり、コストカットのできない仕事ですから、こういった点でしっかりとコストカットについて知識ある税理士さんは必要。
職人では気づかない税金のプロとしての指摘。
その観点から見た、効率的なコストカット方法を教えてくれるような税理士だと、本当にありがたいです。
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