【成功事例】東京都の印刷会社が税理士の変更に成功した話
今回税理士を紹介したお客様は、都内の印刷屋さんです。
税理士との付き合いがありましたが、税務署OBの税理士であまり仕事をしてくれない事に不満を感じ、新しい税理士さんに変更することを考えていました。
どのような事業をされていたか?
屋外の大型看板の印刷を請負う個人事業主の方でした。
創業以来、他にはできない印刷物や特殊なモノを作ることを得意とし、普通の印刷屋さんが行わなかったニッチな印刷の分野に商機を見出し、成長を続けてこられました。
例えば、駅構内や大きい商業施設の外壁に貼られている超巨大ポスターや、印刷しにくい凸凹の特殊印刷などです。
長年事業を行ってきた事もあり、昔からのお客さんも多く、自社で印刷設備を整える事で利益率の高い仕事をされていました。
印刷業界全体の景気はどうなのか?
最近は紙から電子に需要が増えてきた事で、印刷業界全体が縮小傾向にあると言われています。
さらにネットで注文できる印刷屋さんが増え、注文者は自分でデザインを決めたり、納期を指定できたり、数も少ないロットにも対応できることから、使い勝手がよく、需要が多くあります。
そのため、印刷会社も人件費を削ることができ、業界自体が低価格の路線をたどるようになりました。
しかしネット注文になかなか移行できなかった、昔ながらの印刷屋さんは苦戦を強いられるようになります。
印刷業界でも2極化が進み、通常の印刷業務では仕事が取れない時代になってきました。
しかし今回のお客様のように特殊な印刷技術により、仕事を安定させている会社もあります。
利益率も高いことで、節税対策や法人化の検討など税理士に求めることも多くなり、今の税理士との間で考え方のズレが出てきたといいます。
付き合う税理士の問題点
以前付き合っていた税理士さんの問題点があります。
それは以下の内容になります。
税務署のOBでサービスの質が悪い
税務署のOB税理士とは?
当然ですが、税理士は国家資格であり、税理士として名乗るにはきちんと認められた資格が必要です。
税理士になるにはいくつか方法がありますが、一番オーソドックスな資格の取得方法が、税理士試験に合格して税理士になる方です。
これは5科目受験して合格し実務経験を2年間こなせば、税理士になれます。
しかし税理士の試験に合格しなくても税理士になる方法があります。
それは税務署に23年間勤め上げると、税理士資格を取得できる税務署OB税理士という存在です。
税務署OBの税理士の特徴は?
税務署OBの税理士の特徴としては、税務調査を強みにしている方が多いという点です。
税務署にいたことから、税務署の交渉ごとを強みにしているのです。しかし反対に通常の税務会計の仕事を分かっていない方が多いです。
税務調査は頻繁に入るものではありませんが、税務会計は毎月繰り返されます。税理士の仕事にほとんど触れてこなかったため、税理士のメインの仕事に対してはあまり得意ではない方もいます。
今回のお客様も税務署OB税理士に任せていたため、求めるサービスにズレが出てきてしまい、不満が募ってしまう事態になってしまいました。
税務署OBに違和感を感じたら変更するのがオススメ!
税務署OBと契約したけど、求めていたサービスと違ったと感じた場合、やはり税理士を変更することをオススメします。
特に若い社長は、年配の税務署OBとは年が離れていることもあり、付き合いづらいことが多いのが現状です。(23年間勤めるので、60代になることが多いです)
高飛車な対応をする方もいて、なかなかコミュニケーションがうまく行かないことも考えられるからです。
早い段階で違和感を取り除くことで、早く社長のストレスが解放されるに越したことはありません。
紹介した税理士はどういう人か?
紹介した税理士は東京の税理士さんで、50代の方でした。
社長と年齢も近く、フィーリングが合っていたことも、この税理士に変えた要因でした。
結果的に以前支払いの顧問料も半分近く削減できるようになりました。
これは新しい税理士事務所の状況にもよりますが、今回の税理士さんはパートさんと2人で運営していた為、人件費をかける必要がなかった為、そこまで顧問料が高くなくても税理士側も良かったです。
料金が削減でき、サービスの質も向上したことで大変喜ばれていました。
ぜひ税理士に不満がある方は、下の問い合わせページからお問い合わせください。