【コンサルティング業界に強い税理士とは?】コンサルタントに合う税理士を紹介
【コンサルティング】とひとことで言っても、最近では色々なコンサルティングの種類があります。
転職コンサルティング、飲食コンサルティング、営業コンサルティング。
SNSの普及でTwitterコンサルやインスタコンサル、youtubeコンサルなども登場してきました。
集客や売上アップのプラットフォームが広がった現在、事業を営んでいる方は、
事業主様の「不明」なことも多くなり、コンサルタントが活躍する場面も増えてきました。
【コンサルティング】には様々な種類がありますが、共通して言える事は、「クライアントが抱えている問題を解決する」という点です。
そのようなコンサルティング業を営んでいる事業主は、税理士と付き合えばいいか?
コンサルティング業界に強い税理士とはどんな税理士か?
今回はこちらのテーマでお話ししたいと思います。
コンサルティング業界に強い税理士とは?
①ITツールに慣れている税理士
今ITツールも様々なものがあります。
オンライン会議ができるZOOMやスカイプ。
タスクを共有したり、メンバー間の意思疎通を図る、チャットワークなどもあります。
最近では税理士でもZOOMやスカイプ、チャットワークやLINEを使う方も増えており、より簡単に、そしてスムーズにお客さんとコミュニケーションが取れるようになりました。
税理士も、やはりそのような【ITツール】は当たり前に使いこなしている事が求められます。
税理士業界の中でも、最近になって若い税理士さんを中心に、「ITツールを知っている」から「使いこなしている」に変化してきました。
コンサルティングの方は
クライアント先に訪問するケースも多く、じっくりと税理士との打ち合わせに時間を割ける方も多くはありません。
そのため、外出先でも打ち合わせができるよう、しっかりITツールを使えることが求められます。
その為、年配の税理士より、若い税理士の方が付き合いやすい場合が多くあります。
②頭が柔軟な税理士
税理士の性格にもよりますが、頭が硬く、白黒はっきりしている税理士さんは、コンサルティング業界の方には合わないと感じます。
コンサルティングは、クライアントの問題に対して、常に答えを求められています。
それは時代に対してアンテナをキャッチしていなければなりませんし、硬すぎる考えで、物事を決めつけてしまっても、なかなかクライアントは納得してくれません。
同じようなことが税理士にも求められます。
税務会計を主な仕事としている為、真面目で硬い考えが多い税理士さんがいる事も事実です。
それがいいように作用する場合もありますが、やはり税金に関して柔軟性は大事です。
会社目線に立って、有利な立場に立ってくれているという安心感にも繋がっていきます。
③小規模事業者に対応している税理士
大規模でコンサルティング会社を経営されている方は少数かと思います。
おおよそ従業員数は10人以下で運営している、もしくは一人社長の方も珍しくありません。
モノの仕入れを必要としませんし、経費もあまりかからない為、人を抱えすぎても意味がないという側面もあると思います。
税理士さんの中では、中堅や大規模な顧問先しか対応されていない事務所もいます。
そのような税理士さんだと、売上が大きく、従業員数が多い会社向けのアドバイスしかできないというデメリットが出てきます。
節税一つとってみても、大きい会社は色々なスキームを組むことで、出来ることも多くあるでしょう。
しかし小規模な会社ほどできることが限られています。
その為、コンサルティング業界に多い、小規模企業を数多く顧問先にもつ税理士さんだと、相応のアドバイスが可能になります。
税理士は本格的な経営コンサルティングができるのか?
経営者様から以下のような相談を受けることがあります。
●税理士はコンサルティングをしてくれるのか?
●売上アップのアドバイスが税理士からは全くでないけど他の人はどう?
●顧問料を払っているのだから、経営コンサルティングをしてほしい。
多くはありませんが、このように思っている社長もいます。
税理士への経営コンサルティングは、直接売上アップにつながるアドバイスを求めていると思いますが、一言で言えば、「税理士では難しい」かもしれません。
それはなぜか?
税理士のメインの仕事は、税務申告だからです。
税務申告はきちんとミスなく、ルールに則って、税務署に御社の決算を申告することです。
その為、申告業務が基本になる為、一つ踏み込んだ、会社への経営アドバイスは
【専門外】とおっしゃる税理士さんが多いのが事実です。
もし税理士さんが「経営コンサルティングができる」としたらどういう人が考えられるか?
●大手のコンサルティングファーム出身の税理士
●経営感覚が優れており、コンサルティングメニューを別に用意している
●経営分析を得意としており、様々な資料を提供できる
●好奇心、興味心があり、様々な業界の知識が豊富
上記のような税理士さんだと踏み込んで経営アドバイスまで出来ると考えられます。
しかしこのような税理士はごく少数ですので、割と見つけるのが大変です。
面白い経験を持つ税理士さんもいる
私の知り合いの提携税理士さんで、こんな人がいます。
ITの会社を自分で立ち上げて、税理士業のかたわら、IT関係の仕事も取っている税理士さんです。
その方自身プログラミングスキルもあり、過去に複数回、事業を売却させて、大きく稼いだ経験もあります。
今も一般の税理士業務とは別に、広告事業や、サイト運営など売上を大きく伸ばしています。
このような税理士さんは、他の税理士さんとは違った経営アドバイスが可能になりますし、税務申告以外にも色々な相談に乗ってくれます。
税理士により高度な事を求めるコンサルティングの社長様は、このような税理士と付き合うことでメリットがでてきます。
一般の税理士でも出来るコンサルティングがある
経営コンサルティングまではいきませんが、税理士の業務の範疇(はんちゅう)で
できるコンサルティングがあります。
それは節税コンサルティングです。
いかに【税金を安く出来るか】アドバイスをすることです。
税理士の中でも経験豊富でスキルが求められるところではありますが、中にはこの節税コンサルティングに力を入れている税理士もいます。
コンサルティングを事業にしている事業主様は、利益率が高く、税金を多く納めている方も多くいます。
今期利益が多く出て、何かしたらの対策を求めている方は、税の解釈やスキームを使って税金を安くする方法を考えてくれます。
節税に詳しい税理士とお付き合いすることでメリットが生まれます。
【まとめ】
今回はコンサルティングを事業にしている会社、もしくは個人事業主の方に向けて、どういう税理士とお付き合いすればいいか?についてお話しをしました。
総じてコンサルタントは、税理士に求める事も多くなると思います。
税理士も経験豊富な方で、スキルの高い方がベストです。
ぜひコンサルティング業界の方で、税理士を顧問につけたいと考えている方はご相談ください。