非インボイスの仕入れは経費にできない?eBayセラー向けにわかりやすく解説

eBayセラーの方から、次のような質問をいただくことがあります。

「税理士さんから、非インボイスの仕入れは除外してくださいと言われました。
これは経費として計上できないということなのでしょうか?」

インボイス制度が始まってから、この疑問を持つ方は非常に増えています。
特に、

・ヤフオク
・メルカリ
・個人からの仕入れ
・海外仕入れ

などを行っている方は、非インボイスの取引が多くなりやすいため注意が必要です。

結論から言うと、

非インボイスの仕入れでも、経費として計上することはできます。

ただし、消費税の計算に影響が出るという点が重要です。

この記事では、

・非インボイス仕入れとは何か
・「除外してください」の本当の意味
・消費税還付への影響
・今後の対策

について、eBayセラー向けに分かりやすく解説します。

目次

「非インボイスの仕入れを除外してください」と言われた意味

まず最初に押さえておきたいのが、

税理士が言う「除外してください」という言葉の意味です。

これは、経費から除外するという意味ではありません。

正しくは、消費税の仕入税額控除の対象から外してくださいという意味です。

ここは非常に重要なポイントです。

つまり、

・経費にはできる
・ただし消費税は戻らない

ということです。

非インボイス仕入れでも経費にはできる

例えば次のようなケースです。

・メルカリで商品を仕入れた
・ヤフオクで商品を仕入れた
・個人から商品を購入した
・古物市場で仕入れた

これらは、非インボイスの取引になることが多いです。

しかし、事業に必要な支出であれば、経費として計上できます。

ここを誤解している方が非常に多いので注意してください。

影響があるのは消費税の還付額

非インボイス仕入れの影響が出るのは、消費税です。

具体的には、仕入税額控除という仕組みに関係します。

簡単に言うと、

・インボイスあり → 消費税が戻る
・インボイスなし → 消費税が戻らない(または減る)

という違いです。

例えば次のケースです。

仕入金額
110,000円(消費税10,000円)

この場合、

インボイスがあれば→ 10,000円控除できる

インボイスがなければ→ 控除できない(または一部)

ということになります。

つまり、還付額が減るという影響が出ます。


現在は「経過措置」がある

ここも重要なポイントです。

現在は、非インボイスでも一定割合の控除が認められています。

これを経過措置と呼びます。

具体的には次の通りです。

・2026年9月まで → 80%控除
・2026年10月〜2029年9月 → 70%控除
・2029年10月〜2032年9月 → 50%控除

つまり、完全に控除できないわけではありません。

ただし、徐々に減っていくという制度になっています。

eBayセラーが非インボイスになりやすい仕入れ先

eBayセラーの場合、次のような仕入れ先は非インボイスになることが多いです。

・メルカリ
・ヤフオク
・個人販売者
・海外セラー
・小規模事業者

特に、個人からの仕入れは非インボイスになるケースがほとんどです。

そのため、仕入れの内容をきちんと管理することが重要になります。

非インボイス対策としてできること

今後の対策として、次のことを意識していただくと良いです。

・仕入れ先がインボイス登録しているか確認する
・登録番号を確認する
・請求書を保存する
・仕入れ先を見直す

特に簡単なのが、登録番号を聞くことです。

例えば次のように聞くだけで大丈夫です。

「インボイスの登録番号はありますか?」これだけで判断できます。

請求書のチェックポイント

請求書を見るときは、次の項目を確認してください。

・登録番号
・事業者名
・取引金額
・消費税額
・発行日

この中でも最も重要なのが、登録番号です。

これがない場合は、非インボイスの可能性が高くなります。

税理士が「除外してください」と言う理由

税理士が除外をお願いする理由は、正しい申告をするためです。

もし非インボイスをそのまま控除してしまうと、次のようなリスクがあります。

・還付額が過大になる
・税務調査で指摘される
・追徴税が発生する

つまり、税理士はリスクを防ぐために除外をお願いしています。

非インボイス管理は今後さらに重要になる

インボイス制度は、今後どんどん厳しくなっていきます。

特に次の点が重要になります。

・仕入れ先の管理
・請求書の保存
・インボイスの確認
・データの整理

これをしておかないと、

・還付額が減る
・税務調査で指摘される
・記帳が複雑になる

という問題が起きやすくなります。

タックスボイスではeBayセラー向け税理士紹介を行っています

eBayビジネスでは、

・インボイス制度
・消費税還付
・海外取引
・為替

など、通常の事業とは異なる税務処理が必要になります。

そのため、eBayに詳しい税理士を選ぶことが非常に重要です。

タックスボイスでは、

・eBayに強い税理士紹介
・記帳代行
・税務相談

などのサポートを行っています。

次のような方は、ぜひ一度ご相談ください。

・非インボイスの扱いが分からない
・還付額が減っている
・税理士を見直したい
・インボイス管理に不安がある

ショート動画はこちら

この記事は以下のYouTubeショート動画をもとに解説しています。

👉YouTubeショート動画

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この記事を書いた人

株式会社トライパートナーズ 代表取締役 山崎友也

当サイト「タックスボイス」運営者です。

相談実績1,000件以上。

税理士紹介のコーディネーターをしています。
日々電車に揺られ西に東に奔走しています。

税理士さんについて知らない社長さまも多く、考え方のギャップを
埋めたい!と思いブログサイトを立ち上げました。

IT、建設業、美容室、飲食店、eBay、せどり、不動産業、エンジニアなど。

様々な業種の方に税理士を無料紹介しています。

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