【eBay】税理士の「丸投げ」はどこまでやってくれる?紙と電子データの違いも解説

「税理士に丸投げしたいんですが、どこまでやってくれますか?」
eBayセラーからよくいただく質問の一つです。
税理士の業界では「丸投げ」という言葉がよく使われていますが、実は人によって意味が全く違います。
ある人は「資料を送れば全部やってくれること」と認識していたり、また別の人は「帳簿付けだけしてくれること」と思っていたりします。
さらに税理士事務所側にもそれぞれの方針があり、「紙でもなんでも全部処理します」という昭和スタイルの事務所もあれば、「電子データしか受けません」というデジタルスタイルの事務所もあります。
この記事では、eBayセラーの方が安心して税理士に依頼できるように、
・丸投げとは何を指すのか
・どこまでやってもらえるのか
・税理士ごとに違うポイント
・紙と電子の違い
・eBayの場合どちらが相性が良いか
・料金の差が生まれる理由
などを分かりやすく整理してお伝えします。
税理士の「丸投げ」とは何か?
結論から言うと、「丸投げ」とは一般的に、資料を渡すだけで税理士が仕訳入力をしてくれることを指します。
売上データや経費の領収書、銀行明細、クレカ明細などを税理士側に渡し、その資料をもとに帳簿入力(記帳)を仕上げてくれるサービスです。
事業主側は帳簿を作らなくていいので負担が軽くなります。
ただし、この「丸投げ」にも事務所によって幅があるのが注意点です。
丸投げには2つのタイプがある
丸投げと言っても実際には次の2種類があります。
① 紙で受け付けてくれる丸投げ
② 電子データのみで受け付ける丸投げ
同じ丸投げでも全く運用が違いますので解説します。
① 紙の資料を丸投げするパターン
古くからの税理士事務所に多いのがこのスタイルです。
領収書やレシート、通帳コピーなど物理的な紙をまとめて渡し、税理士側がそれを見ながら会計入力を進めます。
紙対応のメリットは、
・紙で管理している人でも対応できる
・ITに弱くても依頼できる
・とにかくそのまま出せばいい
といった安心感があります。
一方でデメリットも多く、
・入力作業に時間がかかる
・集計や検算が手作業になる
・資料の紛失リスクがある
・送料や紙保管コストがかかる
・チェック工程が増えて料金が高くなる
という側面があります。
実際に紙からの入力はかなりの労力なので、税理士側も負担が大きくなります。
そのため紙対応の事務所は料金設定が高めになりやすく、
電子データなら月8,000円
紙の丸投げだと月20,000円
など料金差が生まれることも珍しくありません。
② 電子データのみで丸投げするパターン
近年増えているのがこちらのスタイルです。
領収書や明細はスキャンデータやCSVデータで提出し、会計ソフトに連携したり、自動仕訳を活用したりすることで効率的に処理します。
具体的には、
・銀行明細 → Webダウンロード
・クレカ明細 → CSV
・Amazon仕入 → 注文履歴
・eBay売上 → Financial Statement
・Payoneer → CSV
・領収書 → PDFデータ or スキャン
といった流れです。
この方法は税理士側の業務効率が高く、チェック作業も電子上で完結するため、料金を抑えやすいモデルになっています。
また、eBayセラーの場合、
・海外売上
・為替レート
・返金処理
・手数料
・送料
・関税
・Payoneer入金タイミング
など電子データでないと処理が破綻する要素が多いため、紙の丸投げより電子の丸投げのほうが圧倒的に相性が良いです。
その事務所によって対応方針が違う理由
なぜ紙/電子で対応が違うのかと言えば、事務所の世代感や設備の問題もあります。
古くからある税理士事務所は、紙文化が前提で組織が構築されており、スタッフも紙に慣れています。
そのため急に電子化に移行するのは難しいことがあります。
逆に新しい事務所はCloud(MF・freee・弥生オンライン)を前提に設計されているので、紙は受け付けず、電子のみ対応としているところも多くなっています。
つまり、紙を許容するかどうかは事務所の世代と体制によるということです。
今後の流れとしては、電子データ帯でのやり取りがほぼ標準化していくと考えられます。
eBayセラーはどちらがおすすめか?
eBayセラーの場合は明らかに電子データの方がおすすめです。
理由はいくつもあります。
まず、eBayは海外取引のため、紙で処理できない項目が多いです。
PayoneerやeBayの売上明細はCSVやPDFでしか取得できませんし、手数料計算や為替調整も紙では到底追えません。
さらに返品やケースオープン、返金などの処理も電子データ上での履歴確認が必要なので、「電子データで提出する」こと自体が税理士とのコミュニケーションを円滑にします。
eBayセラーはITリテラシーが高い人が多いので、電子対応はむしろメリットのほうが大きいと言えます。
「丸投げすれば全部やってくれる」の誤解
ここでひとつ注意したいのが、丸投げ=完全放置ではないということです。
丸投げしても、税理士が把握できない領域があります。
例えば、
・商品在庫の棚卸数量
・未発送の売上
・返品や紛争の金額
・銀行口座の説明
・電子マネーの利用履歴
・Payoneerの対象期間
・クレカの私用分の割合
・仕訳の説明
など、事業主にしか分からない情報も多いため、月に一度の質問や確認はどうしても必要になります。
つまり丸投げとは、帳簿を自分で作らないだけで、現場の情報管理は必要という認識が正解です。
丸投げの料金が高い理由
丸投げの料金が高いのは、単純に作業が多いからです。
税理士は主に次の仕事を行います。
電子の場合
→ データ読み込み+仕訳チェック+月次報告
紙の場合
→ 紙を読む+分類+スキャン+入力+照合+月次報告
紙は倍以上の工数になることもあるので、料金差が生まれるのは自然なことです。
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