車のガソリン代や保険料は経費にできる?eBayセラー向けに家事按分の考え方をわかりやすく解説

eBayセラーの方から、次のような質問をいただくことがあります。

「車のガソリン代や車検代は経費にできますか?」
「個人名義の車でも経費にしていいのでしょうか?」

ネットビジネスでも、意外と車を使う場面は多いものです。

例えば、

・仕入れに行く
・郵便局や配送業者に持ち込む
・梱包資材を買いに行く
・税理士や銀行に行く

このような移動は、明らかに事業のための活動です。

結論から言うと、車の費用は、事業で使った分だけ経費にできます。

ただし、全部を経費にすることはできません。

この記事では、

・車の費用はどこまで経費になるのか
・家事按分の考え方
・経費にできる項目
・税務調査で指摘されないためのポイント

について、eBayセラー向けに分かりやすく解説します。

目次

車の費用は「事業で使った分だけ」経費になる

まず基本的な考え方です。

車の費用は、事業で使った分だけ経費にすることができます。

例えば次のような利用です。

・仕入れ先に車で行った
・郵便局に発送しに行った
・配送業者へ持ち込んだ
・梱包資材を買いに行った
・銀行や税理士事務所へ行った

これらはすべて、事業に必要な移動です。

そのため、経費として認められます。

プライベート利用は経費にならない

一方で、次のような利用は経費になりません。

・スーパーへの買い物
・家族の送迎
・旅行
・レジャー
・通勤(原則)

これらは、プライベート利用と判断されます。

そのため、経費として計上することはできません。

ここを混同してしまうと、税務調査で指摘される可能性があります。

事業とプライベートが混ざっている場合は家事按分

多くの方は、仕事とプライベートの両方で車を使っていると思います。

この場合は、家事按分(かじあんぶん)という方法を使います。

家事按分とは、使用割合で分けることです。

例えば次のような割合です。

・事業利用 70%
・プライベート利用 30%

この割合で、車の費用を分けて計算します。

経費にできる車の費用一覧

車に関する費用は、思っている以上に多くあります。

次のようなものは、按分して経費にできます。

・ガソリン代
・駐車場代
・高速道路料金
・自動車保険料
・車検代
・修理費
・オイル交換代
・タイヤ代
・自動車税
・リース料
・減価償却費(購入した場合)

これらはすべて、車の維持に必要な費用です。

そのため、事業利用割合に応じて経費にできます。

家事按分の割合はどう決めるのか

ここが一番大切なポイントです。

家事按分の割合は、使用実態をベースに決めます。

つまり、実際にどれくらい仕事で使っているかです。

例えば次のような判断方法があります。

・走行距離で計算する
・利用日数で計算する
・利用回数で計算する
・利用時間で計算する

この中で、最もおすすめなのが走行距離ベースです。

按分割合の具体例

例えば次のケースです。

年間走行距離
10,000km

そのうち、

事業利用
7,000km

この場合、

事業割合は70%になります。

つまり、車の費用の70%を経費にできます。

例えば年間の車の費用が300,000円だった場合、経費は210,000円になります。

「なんとなく7割」は危険

ここは非常に重要なポイントです。

次のような割合は危険です。

・なんとなく7割
・適当に8割
・税理士に言われたから

このような根拠のない按分は、税務調査で指摘される可能性があります。

税務署が確認するのは、合理的な根拠です。

証拠として残しておくべきもの

車の費用を経費にするためには、証拠がとても重要です。

次のものは必ず保存してください。

・ガソリン代のレシート
・駐車場の領収書
・車検の明細
・保険証書
・走行記録

特に重要なのが、使用記録です。

使用記録は簡単なメモで十分

難しい管理をする必要はありません。

例えば次のようなメモで十分です。

・4月10日 郵便局へ発送
・4月12日 仕入れ
・4月15日 梱包資材購入

このような記録があれば、税務署に説明できます。

個人名義の車でも経費にできる

ここもよくある質問です。

「車が個人名義でも経費にできますか?」

結論は、できます。

重要なのは、誰の名義かではなく、事業で使っているかです。

そのため、個人名義の車でも問題ありません。

車の経費は税務調査で見られやすい

車の費用は、税務調査でよくチェックされる項目です。

特に次のようなケースは注意が必要です。

・100%経費にしている
・売上に対して車の費用が高い
・使用記録がない
・説明できない

このような状態だと、指摘される可能性があります。

車の経費管理を楽にする方法

実務上おすすめなのが、仕事用の管理を分けることです。

例えば次の方法です。

・仕事用の記録ノートを作る
・スマホでメモする
・走行距離を記録する
・専用カードで支払う

これだけで、

・管理が楽になる
・記帳が楽になる
・税務調査に強くなる

というメリットがあります。

タックスボイスではeBayセラー向け税理士紹介を行っています

eBayビジネスでは、通常の事業とは少し違う税務処理が必要になります。

そのため、eBayに詳しい税理士を選ぶことが非常に重要です。

タックスボイスでは、

・eBayに強い税理士紹介
・記帳代行
・税務相談

などのサポートを行っています。

次のような方は、ぜひ一度ご相談ください。

・車の経費の扱いが分からない
・家事按分が正しいか不安
・税理士を見直したい
・確定申告が不安

ショート動画はこちら

この記事は以下のYouTubeショート動画をもとに解説しています。

👉YouTubeショート動画

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この記事を書いた人

株式会社トライパートナーズ 代表取締役 山崎友也

当サイト「タックスボイス」運営者です。

相談実績1,000件以上。

税理士紹介のコーディネーターをしています。
日々電車に揺られ西に東に奔走しています。

税理士さんについて知らない社長さまも多く、考え方のギャップを
埋めたい!と思いブログサイトを立ち上げました。

IT、建設業、美容室、飲食店、eBay、せどり、不動産業、エンジニアなど。

様々な業種の方に税理士を無料紹介しています。

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