持続化給付金の書類提出期限が1月31日から2月15日まで延長される事が決定しました!
なお書類の提出期限は2月15日までですが、延長の申込み期限は、1月31日までになりますので、お早めに!
持続化給付金に関して新たに必要書類と申請方法が明らかになりましたので、
お知らせします!
持続化給付金の詳しい説明を読んでいない方はこちら↓

目次
持続化給付金とは?(簡単に説明します)

「持続化給付金って何?」という方。簡単に説明すると以下なります。
①法人 200万 個人事業主 100万がもらえる
②返済は不要
③今年のうち月の売上が前年同月比より50%下がった個人、中小が対象
④資金用途は問わない
4月の中旬の段階ではまだ確定していないことが多かったですが、
4月27日にその全貌が明らかになってきました。
必要書類と申請方法が明らかになったため、今回はこちら方法についてお話しします。
【持続化給付金】4月27日で分かったこと(必要書類と申請方法が明らかに!)

まず、4月27日の時点でわかったことをザッと挙げておきます。
●今年開業の人はダメ
●今年法人成りをしている人はOK
●風俗業、宗教上の組織は対象外
●個人 青色と白色の場合で算出方法が異なる
●法人は事業年度開始時期で算出する
●法人は企業概況書が必要になる
●通帳のコピーが必要(表と1,2ページ目)
●オンライン申請のみ受付(スマホでもOK)
●2021年1月15日が申請期限
●最短で5月1日から支給スタート
来年の1月15日まで時間はありますが、オンライン申請で簡単なので、条件に当てはまる方は早めに申請してみてください!
補足で詳しく説明していきます。
今年開業の人はダメ 法人成りをしている人はOK

開業届を出していない人は対象になりません。
また今後も事業の継続意思がある方に限られます。2019年から事業をしていて、申告をきちんとしている人が対象です。
2019年に法人成りをした事業主はOKです。
【個人】青色申告と白色申告では算出方法が違う

まず青色申告の場合の算出方法です。(法人の算出方法と同じです)
下の図をご覧ください。

この図でいくと4月の売り上げが昨年と比べて50%下がっている為、対象になります。
計算式は
前年の総売上−(前年同月比▲50パーセントの売り上げ×12ヶ月)に当てはめて、
上限100万を超えていれば、満額支給が受けられることになります。
次に白色申告の算出方法です。こちらは青色申告と違うため注意が必要です。
下の図を見ていきます。

白色申告の場合は、「昨年の平均売り上げ」との比較になります。比べて今年50%下がった月があれば対象になります。
計算式は一緒ですが、青色申告と違い、売り上げの高い月と比較ができない為、白色申告はメリットがやはり落ちます。
確定申告と同じように、ここでも青色申告が優遇されているのが分かりますね!
必要な書類は何がある?

申請に際して必要な書類は以下のものです。
2019年の確定申告書類
個人、法人ともに決算申告書が必要になります。
個人【青色申告している人】
●確定申告書第一表(収受日付印必須)1枚
●青色申告決算書1〜2ページ 2枚
個人【白色申告している人】
●確定申告書第一表(収受日付印必須)1枚
(確定申告書第一表)↓

(青色申告決算書 )↓


法人
●確定申告書別表第一(収受日付印必須)1枚
●法人事業概況説明書 2枚
(確定申告書別表第一)↓

(法人事業概況説明書)↓


※e-taxで申請している場合は、これに相当する書類が必要です
本人確認書類(個人のみ)
個人事業主は以下の本人確認書類が必要になります。
個人
本人確認書類【運転免許証、パスポート、マイナンバーカード、住民票など】
売上台帳
2020年分の対象とする月の売上台帳などが必要になります。
対象月の事業収入が分かる売上台帳等を提出します。
決まったフォーマットはなく、簡単な手書きのものでもOKです。
●会計ソフトのデータ
●エクセルなど売上台帳
●手書きの売り上げ表 など
通帳の写し
【銀行名・支店番号・支店名・口座種別・口座番号・名義人】が確認できるようにします。
通帳の表面と開いた1,2ページ目の写しが必要になります。
(通帳の表面) (通帳の開いた1,2ページ目)

※ネットバンクの場合は画面のコピー 詳細がわかるものが必要になります。

申請方法は?

申請方法については、経済産業相のホームページの内容をこちらにも載せておきます。

以上の流れになります。
今までお話しした内容についても、経済産業省の公式ホームページを載せておきますので、
詳しい内容を知りたい方はこちらをご覧ください。
【まとめ】持続化給付金は間違いないよう、慎重に申請しよう

この記事では4月27日に発表された持続化給付金の追加情報をもとに、申請方法や
必要書類についてまとめていきました。
今後の状況によっては、内容が変わることもあるかもしれませんので、注意しながら情報収集してください。
あと申請する上で、もうひとつ注意点があります。
それは一度申請したら、再申請ができない点です。
内容を確認し、時期を見極めて慎重に申請することが大切です。

